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若い読者のための世界史 ( エルンスト・H・ゴンブリッチ 中山 典夫 )

エリザベ−トと呼ばれる少女(著者の妹)が静かに耳を傾けながら、 <br />著者が語る世界歴史の物語を、興味深く聞き入っている姿が浮かんでくるようです。 <br />この本が、今から約70年も前(1935年)に書かれたことに驚きを禁じえません。 <br />しかも著者25歳とのこと。 <br />滔々と流れる歴史の川の流れを感じさせてくれます。 <br /> <br />世界歴史を語るという点では、 <br />父が娘にあてて書いた手紙の形で綴った「父が子に語る世界歴史」(ネル−著)とも <br />イメ−ジがだぶります。 <br />また両者とも書かれた時代が第一次世界大戦後の1930年代というのも、 <br />何か相通ずるものを感じます。  <br /> <br />世界歴史といえば、かつて年代や人名を暗記するのにひたすらエネルギ−を注いだ <br />記憶が強く残っていますが、 <br />いつか自分の娘や息子たちを前に、 <br />こんな風に世界の歴史や日本の歴史を語ることができれば素晴らしいのに・・・ <br />と思ってしまいます。 <br />

全く世界史に興味が無かった私としては、 <br />人類が始まってからの大まかな歴史の流れを <br />把握できて満足です。 <br /> <br />世界史の全体像を把握したい人には <br />オススメかも知れません。 <br /> <br />この本を読んだ後、もっと掘り下げて知りたい <br />箇所が出てくると思います。 <br /> <br />ただ、視点がヨーロッパ向きなので <br />分かり辛いところはありました。

 翻訳のミスだと思いますが、「一千億年前、カタツムリや貝が生きていた」と一章に書かれています。正しくは、十億年前です。一千億年前だと太陽系はおろか、宇宙そのものがまだ生まれていない(宇宙の年齢は約137億歳という説が有力とされている)。「一千億秒は、32年間のことなのだ。」(正しくは、3200年間)と書かれているので、十億という単語を一千億と間違えているようです。 <br /> 内容は、ヨーロッパ人の古い常識にとらわれすぎている感じで、批判力の乏しい子供向けには不適当かと思います。ちょっと値段が高いな。

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