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イノベーションへの解―利益ある成長に向けて ( クレイトン・クリステンセン マイケル・レイナー 玉田 俊平太 櫻井 祐子 )

ビジネス関連の書には、既に多様な固定観念で汚れた日常的言葉(ここではイノベーション)をあえて用いる事で、好意的読者の意訳に解釈を委ねているものが多すぎる。本書はその良い例。それは丁度、ゴミのような茶器でも、床の間に恭しく飾ってあれば古美術であると好意的に解釈してくれる人達を相手にゴミの茶器でお茶会を開くようなものである。この本読んだ人は、そもそも「同じ」イノベーションの意味を共有しているのだろうか?そして本当にイノベーションの解なるものをこの本から読み取ったのだろうか?

クリステンセンの”イノベーションのジレンマ”の第2弾です。漸進的なイノベーションと破壊的なイノベーションを系統的に描いた秀作です。 <br />クリステンセンは、優良な企業ほど失敗しやすいというこのケースをパズルを解くように考えてきた、と書いているにもかかわらず、本書ではシリアスな”問題”という訳し方をしており、冒頭から微妙な気分にさせてくれます。コモディティを市況品と訳すなど、明らかな誤訳もあり原書の雰囲気を伝えるに至っていません。 <br />可能でしたら、原書”Innovator's Solution”をお読みになることをお勧めします。

「イノベーションのジレンマ」の続編として、ジレンマを払拭してくれると期待して読みました。 <br />確かに払拭するための視点は提供していますので、読む価値ありですが、「どうすればそれができるの」という点については、「ジレンマ」ほどの切れ味はありませんでした。 <br /> <br />続編「明日は誰のものか」で鋭い切り口が展開されていますので、そちらもお薦めします。

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イノベーションへの解―利益ある成長に向けて&nbsp;&nbsp;&nbsp;優良企業におけるイノベーションがはらむ落とし穴を実証し、衝撃を与えた名著『イノベーションのジレンマ』待望の続編。イノベーション論を深化させ、研究者らの間に一躍広まったクリステンセン教授の理論のさらなる展開を本書に見ることができる。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;前作では破壊的な技術革新を受けて優位を脅かされる側の企業に置いていた視点を、今回はその技術革新で新事業を構築し、優位企業を打ち負かそうとする側に置いている。この「破壊される側ではなく破壊者となって」という立場が本書の特色である。そこでは技術革新にかかわる実務者にとって、より明快な行動指針が得られるだろう。実際に、どうすれば最強の競合企業を打ち負かせるのか、どのような製品を開発すべきか、もっとも発展性のある基盤となるのはどのような初期顧客か、製品の設計、生産、販売、流通のなかでどれを社内で行い、どれを外部に任せるべきか…というような、きわめて具体的な意思決定の「解」が提出されている。<p> &nbsp;「無消費への対抗」など、次々に展開される破壊的イノベーションの局面は興味深く、そこでのマネジャー個人の行動やモチベーションまでカバーする理論はマネジメントの視野を確実に広げてくれる。事例となる企業や市場は、IBM、ソニーなどの常連から「クイック・サービス型レストランチェーンのミルクシェーク」などまで多彩で読みごたえがある。日本企業に「破壊」される米国市場を取り上げてきた著者が言う、「日本の経済システムは構造的に新たな破壊的成長の波の出現を阻害している」という提起も示唆的だ。さらなる読解が期待できるテキストとして、また、イノベーションやマネジメントの指南書として必携である。(棚上 勉)
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