ゲーム開発のための数学・物理学入門  Beginning Math and Physics for Game Programmers みんなこんな本を読んできた ゲーム開発のための数学・物理学入門 Beginning Math and Physics for Game Programmers
 
 
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ゲーム開発のための数学・物理学入門 Beginning Math and Physics for Game Programmers ( Wendy Stahler )

 ベクトルや三角関数、線形代数などの数学の基本を学ぶには、非常にわかりやすく書かれており、よい本だと思います。 <br /> 全編を通して、深く考えなければあっさり読み終えてしまうくらい内容が簡単です。 <br /> 手っ取り早く公式を暗記して、プログラムに反映させたいだけなら、この本は最高でしょう。 <br /> <br /> ただ、悪い点も非常に多いです。 <br /> 物理数学の章に入ると、如実に悪い点が表れます。 <br /> <br /> 微分法が載っているのに、対になる積分法が載っていなかったりします。 <br />(個人的には、物理数学を理解し、問題を解くには、微分と同時に積分が必須だと思います) <br /> <br /> また、ヤード・ポンド単位を日常的に使っていない日本人からすると、多くの例題や練習問題で、わざわざメートル・グラム単位に変換しなければならない工程が気持ち悪く感じるかも知れません。 <br /> <br /> また、距離、速度、加速度等の公式の作り方についても <br /> <br /> Aという式ができたので、これを代数操作してBと言う式を作ります。 <br /> B式にC式を代入するとD式になります。 <br /> あとは、問題に合わせて、計算に使う公式を選び、代入して計算すれば解けます。 <br /> 組み合わせはこれ以外にも無数にありますので、ご自分で開発してみてください。 <br /> <br /> というように、式その物が持つ意味を全くと言っていいほど解説せず、半ば読者を置いてけぼりにしたまま進んでいきます。 <br /> 本当に、特に深く考えずに、公式という道具を使うことに重点が置かれています。 <br /> これでは、理解できたような気にはなっても、本当に理解できたことにはならないと思いました。(一度証明して実感しないと理解し難い公式はたくさんあります。) <br /> <br /> さらに言うと、練習問題の解答も、答えを導く過程が載っていないのは良くありません。 <br /> これでは、実際に問題を解いて間違えていたとき、何をどこで間違っていたのか理解するのが困難です。 <br /> <br /> 以上のような理由から、この書籍は、 <br /> <br /> すぐに、さらに高度な書籍で勉強することを前提に、数学と物理数学のニュアンスを掴むためだけに軽く読む。 <br /> 手元に一冊問題集を用意し、そちらを解きながら勉強する。 <br /> <br /> という使い方が良いと思います。 <br /> そういう使い方をする上では、良書と言えそうです。

3Dのゲームを作るにはまずC言語やDirectXまたはOpenGLが必要です。 <br />しかしそれだけではサンプルプログラムの域を超えたゲームは作れません。 <br />3Dゲームには数学が必須なのです。とは言え受験参考書のようなものを <br />読む必要はありません。3Dとは言えベクトルや線形代数など実際に <br />使う数学の分野は限られています。 <br /> <br />本書ではレースゲーム、スーパーマリオ、野球ゲーム、アクションゲームなどで実際に <br />使う場面を想定しながらC++言語のコードと合わせて分かりやすく解説しています。 <br />私はC++を知らないので数学の部分だけを読んでいますが、グランツーリスモなど数学的物理演算を多用している <br />ゲームをプレイした時に裏でどんな数式が使われているのかある程度想像できる様になりました。 <br />私は数学はセンター試験で半分も取れないほど苦手でしたが、この本は <br />そんな私でも読めるくらい易しく書かれています。 <br />全てを理解しようと気負わずに気楽に3D数学の世界と親しむには最適の書籍かもしれません。

プログラミングの経験無くても十分理解できる内容で、プログラミングに興味あるなら必須の本でしょう。 <br />理系の人には、簡単な内容だと思いますが復習と共にさらに深く理解できると思います。 <br />数学と物理学の基礎を身に付けるには最適の本だと思います。 <br />プログラミングに興味ある方は是非!!

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