おおきな木 みんなこんな本を読んできた おおきな木
 
 
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おおきな木 ( シェル・シルヴァスタイン ほんだ きんいちろう Shel Silverstein )

 この本を読むと、本当に色々なことを考えさせられてしまいます。 <br /> 自己犠牲的に与えていくことの素晴らしさと同時に、その事によって、その子を駄目にしてしまっている(ヘンデルとグレーテルに出てくる「御菓子の家」のような危険性)。 <br /> <br /> 色々な見方があると思いますが、転換点としては、「かんむり こしらえて もりの おうさま きどり。」という部分から、というところであると私は感じます。 <br /> この子は、木との関係の中で生きていたのですが、この子が王様となってしまったことで、その後の展開が始まっていくように思うのです。 <br /> <br /> そして、この子は、成長して行くのですが(?)、一時的な満足(欲求の充足)を追い求めていくのですが、そのことによって大切なものを失っていきます。そして、彼は欲求の充足を追い求める生き方の中で、疲れ果ててしまいます。 <br /> <br /> 今の日本、様々な物があふれ、様々な情報があふれて、人々の興味、関心を掻き立てるようなものがあふれています。そして、ついつい周りの人の事が気になって、自分自身を見失ってしまう危険性に満ち溢れています。そのよう中で、大切なものを見失うことなく、歩んで行きたいと考えさせられてしまいます。 

1人の人間の興味や欲望が一生の間で大きく変わることが象徴的に描かれている点では面白い。 <br />しかし,木(自然)から人間が一方的に収奪していくストーリーの展開はいかにもキリスト教的。 <br />読んだ後にむなしさが残る本である。

PPMが歌ったPUFFという唄のようだなと思う。 <br />男の子はいつか大きくなりもはやPUFFとは遊ばない・・・。 <br />しかしこの本で、木はいつまでも待ち続け、いつまでも与え続ける。 <br /> <br />親のようだなと思う。 <br />やはり、僕たちがいちばん信じたいのは、 <br />どんなときも、君のために全力を尽くすよといって、 <br />その通りにしてくれる存在だ。 <br /> <br />僕はこれでも父親だが、子どもたちが心から <br />僕のことを、いつだって自分の味方だ、と信じられるように <br />祈り、努力していきたい。

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おおきな木この特別なリンゴの木を「Giving Tree(寛大な木)」としか呼ばないのはいささか控えめすぎる。簡潔な表現とシンプルな線描画で人気のシェル・シルヴァスタインによるこの作品では、1本の木がまず、1人のやんちゃな少年に緑あふれる遊び場を与える存在になり、やがて心地よい木陰やおいしいリンゴを与える様子を描いていく。少年を喜ばせることがこの木の喜びだったが、少年の願いをかなえるためにこの木が払う代償はしだいに大きくなっていく。少年が「お金が欲しい」と言えば、寛大な木は自分のリンゴを売ってはどうかと提案し、「家が欲しい」と言えば、材木として自分の枝を切ってはどうかと提案する。やがて成長した少年は、木と遊ぶには大きくなりすぎたから代わりにボートが欲しい、とねだる。寛大な木は、自分を根元から切り倒せばその幹でボートを作ることができるだろう、と提案する。そして少年は無分別にもこの木を切り倒してしまう。ここで本書はページ見開きで、痛ましい、孤独な姿の切り株を、少年がかつて「M.E. + T(ぼくと木)」と刻んだ根元までばっさりと切られた切り株を、ぽつんと描いている。…「そして木はしあわせだった…でもそれはほんとかな?」 <br>このようにして寛大な木はすべてを捧げ尽くしたが、やがてかつての少年は老人となって、腰を下ろして休める静かな場所を求めて戻ってくる。木はやはり自分の精一杯でもてなそうと、自分の上に腰掛けて休むように促す。老人は自分がかつて切り倒した切り株の上に腰掛ける…「そして、木はしあわせだった」 <br>本書のメッセージは明確にされていない。「もらえるものはもらい尽くせ」だろうか?「捧げられるものは捧げ尽くせ」なのか?はたまた「完全なる自己犠牲は素晴らしい精神だ」か?あるいは、「完全なる自己犠牲ほど哀れなものはない」だろうか?…シルヴァスタインは「寛大にも」読者の手にあえて、解釈をゆだねてくれたとみえる。
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