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宇宙が味方する経営 ( 伊藤 忠彦 )

著者の宗教観が延々と綴られています。 <br />経営と運やツキとの関係性みたいなものを <br />期待して読んだのですが、 <br />経営については殆ど触れられていません。

最初に、こういう社会的立場の方がトンデモ系の話を <br />公開する勇気と時代に拍手をしたい。(皮肉ではない。) <br /> <br />内容的にはこういったキレイゴトだけで本当に経営を回復させたのか、 <br />信じがたい部分もあるし、過去、御自身はバブル期に銀行内で「土地ころがし」 <br />に敢然と立ち向かったのだろうか?もし立ち向かったのなら、当然左遷されてこの <br />立場にはいないだろうだろうに・・という疑問は残る。 <br /> <br />最後の方では独断が連発するが、まあ「愛嬌のなる老害」と思えば許せるか? <br />全体には参考になる話も結構あったのでまあ良しとしよう。 <br /> <br />しかしまた、この方の社会的立場を利用すべく出版社も <br />食指が動いたであろう現実も指摘しておきたい。 <br /> <br />

本書では「スピリチュアリティをどのように事業に応用したか」、について具体的 <br />に触れられている箇所は非常に限られているなど、事業家が著者であることの良さ <br />は殆ど見られません。 <br /> <br />純粋にスピリチュアル書として評価した場合、独断的な表現や論点が多く(論点に <br />関して合理的な説明が不足してる箇所も非常に多く見受けられるためです)、キリ <br />スト教や仏教についての引用や基礎的な知識に不足や誤りがあるのでは、と疑わし <br />き箇所も多いです。 <br /> <br />「著者が考えるスピリチュアリティをご自身なりにまとめたエッセイ」、という趣 <br />旨に最も近い内容だと思います。エッセイとしては著者の「謙虚であれ」という言 <br />葉とは裏腹に、押し付けがましく独善的であまり気持ちよく読ませてもらえませ <br />ん。反面、実用的な経営書であることやスピリチュアル的なガイドであるというこ <br />とに期待されて読まれるといずれの内容も非常に中途半端で失望することになります。 <br /> <br />なお、以上のコメントと評点はあくまで書籍の内容に関するものです。著者が達成 <br />された事業的な実績は疑いなく立派なものであり、いささかもその価値を減じられ <br />るものではないと思います。事業家の立場でこのような内容を発表されることは非 <br />常に勇気のいることだと思いますし、実業界の第一線で活躍される経営者に著者の <br />ような発想をされる方が少しずつ現れはじめていますが、このことは非常に素晴ら <br />しいことだと思います。

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