本当に助かりました。中学校に入ってギターを購入し、「俺は６０年代を音楽と共に生きた人達のように、独学でギターをマスターするぜ！」などと言ってはみたのですが、やはり独学とは厳しいものでして、一向に上達しませんでした。本のレベルと合っていなかったのでしょう。<br>が、とある楽器店でこの本と出会い、練習を始めた途端、チャイコフスキーの「古いフランスの歌」をクリアしました。感動でしたねあの時は（苦笑）。<p>中学生でも分かるのだから、楽器に触れたことのない方でも安心して楽しめると思います。
「"楽器を演奏する人"、"これから楽器を始めたいと思っている人"、"楽器をおしえている人"など、音楽と生活するすべての人へ－。」のヤマハミュージックメディアの本。<p> この本の最も良いところはその「流れ」にあります。<p> レッスン１でギター各部の名称、レッスン２で楽譜の読み方、レッスン３でスケールの弾き方(アポヤンド)、レッスン４で基本トレーニング(ポジション移動)、レッスン５で各調の練習(Ｃ／ハ長調)、そして練習曲へ－ 「着実にステップアップしていこう」という思いが感じられてとてもうれしいです。<p> もちろんイラストも多いし、初心者にとって不安な「弦の張り方」や「チューニング」もわかりやすく説明されていますので安心してください。<p> 個人的な意見ですが、これからクラシックギターを独習で始める人は、(1)ヤマハ サイレントギター SLG-100NW、 (2)ヤマハ ギターチューナー YT-150とギターシールド(ギターケーブル)、 (3)この本(超入門 クラシックギター塾)の３つがあれば、効率よくステップアップしていけるのではないでしょうか。<p> それでも負けそうな人は、ヤマハには「大人の音楽レッスン」、「50歳からの音楽レッスン」という講座もあります。がんばってくださいね。
