あなたは生まれ変わりを信じますか？ <br />この本も経験豊富なお医者さんによって書かれた本で、フィクションではなく、 <br />症状別のレポートのような感じです。 <br /> <br />題に〈2〉とついているのは、「前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘」の <br />シリーズ２冊目となるからです。 <br />この題名が、まだちょっと敬遠されがちな理由ですよね。 <br />心の問題についてやそれに関する本、メンタルクリニック等が身近になってきたとはいえ、 <br />まだまだ「普通」の域には達していないですし。 <br /> <br />でも原題は、 <br />本書が、" Through Time into Healing "（時代を通じて回復へ）、 <br />１冊目は、" Many Lives, Many Masters "（たくさんの人生と、教えてくれる存在） <br />こんな感じで、論文題名っぽくもあり、ロマンチックでもあります。（分かり易い訳をつけてみました。） <br /> <br />「前世？生まれ変わり？そんなもの、あるわけない。」 <br />と、見向きもしないのはもったいないです。 <br />信じる信じないに係わらず、病気や人間関係など悩みの種類に係わらず、 <br />あなたの悩みが過去を思い出すことによって解消するかも知れないんですから。

　この本の付録として、「リラックスと退行のためのテープの作成」があり、そこに退行催眠誘導のための台本が載っています。その台本に従って自分自身の声で録音をし、それを妻と娘、そして私自身が使ってみました。結果は三人共に過去世を見てくることになりました。 <br />　私自身は、これまでたぶん6つの過去世を見てくることができました。ありありとはっきりと見て感じることができることもありましたし、断片的なものであることもありました。 <br />　いずれにしても、今していることが過去世とどのように関係しているのか、とても参考になり、生きることの意味を深く感じさせられています。 <br />　いくつか分かった過去世の一つでは、あまり有名ではありませんが、一応歴史に名前が残っている人物の名前が出てきたこともありました。その人物のファミリーネームだけは、一応知っていたのですが、退行催眠ではフルネームで出て参りまして、本当にそんな人だったのかなと半信半疑で人物辞典を開きました。すると、退行催眠で出てきたフルネームがちゃんと一致しているのです。鳥肌が立ちました。しかも、その人の生き様の概要が、今の私の生き方ととても共通しているのでした。 <br />　今生、関係の深い人物と過去世でどのような関係であったのか、数人については過去世でどのような関係であったのかも分かりました。それ故に、その人々との関係が今後どのようにすべきかも、深く理解できたりもいたしました。 <br /> <br />　誰もが、私のようにこの本の台本によって過去世を見てくることはできないかもしれませんが、試してみる価値は大いにあると思います。 <br />　この本にある台本とほぼ同じ内容で『心を癒す ワイス博士の過去生退行瞑想』というCDブックが出ているのを本日知りまして、先程注文をいたしました。 <br />　かなりたどたどしい自分自身の録音と較べて、やはり御専門の方が作られたCDの方が効果的であるのか興味津々であります。 <br />　 <br />