この値段でここまでの情報を掲載できるのは長年の調査の積み重ねです。 <br />圧倒的な情報量（特に売上高データなど流通にかかわる情報）は全362ページ中約40％を <br />占めることからわかることでしょう。 <br />それなのに前半に日経MJで掲載した取材記事の加筆修正をもとに体系立てて2005年〜2006年 <br />上半期までの動向を9つの切り口 <br />＜最新消費トレンド　１．新「創費者」誕生２．消費は目覚めたか <br />―「上流」「下流」二極化の行方＞ <br />＜激動の流通業界　１．業界融合、崩れる垣根　２．GMS＆百貨店、生き残りへ動く　 <br />３．コンビニ、新たな道模索　４．都心VS郊外、次の最適立地はどこだ　 <br />５．迷走まちづくり、にぎわいはよみがえるか　６．IT進化が変える消費　 <br />７．揺らぐ食、迫られる自己改革＞ <br />で整理しているものは日経MJを購読していたものでも読み応え十分でしょう。 <br /> <br />個人的にもう少し期待したいのは、9つの記事とデータへのコメントでは収まりきらない <br />部分です。つまり、コメントがなく、触れられないデータが掲載されているだけ、 <br />の形になっているのがもったいないというものです。 <br />マーケティングハンドブックを標榜するならばもう少し高くてもデータへのコメントを充実 <br />させてほしい！という期待があります。次回も楽しみにしてます！！