橋本大也氏によるブログ「情報考学」が本になった。 <br />６００冊もの書評記事のなかから２１３冊を厳選して、１冊の本としてまとめられたもの。 <br />まさに「書評ブログ」のお手本のような記事が満載である。 <br /> <br />この本を読んでいると、１冊の本にまとめられた内容を読むことで、パソコン上のディスプレイから情報を読みとるよりも、遙かにインプットされる情報量が多いことを実感する。 <br /> <br />よほど関心がない限り、斜め読みしたり読み飛ばすことが多いし、ネット上に書かれた文字には、どこか落ち着いて読んでいられないような雰囲気すらある。 <br />「次へ、次へ！」と急かされるようなところがあるのだ。 <br /> <br />本を手に取り、じっくりと書評記事に接することで、ネット上の文章とは違った読み取り方ができたように思う。 <br /> <br />ブログで ”書評” を書こうと志す人ならば、必ず目を通しておくべき一冊。ぜひお手本とすべき一冊であろう。