村上春樹 イエローページ〈2〉 みんなこんな本を読んできた 村上春樹 イエローページ〈2〉
 
 
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村上春樹 イエローページ〈2〉 ( 加藤 典洋 )

 イエローページ1と同様この本も村上春樹の小説の解釈を行っている.個人的に一番面白かったのはノルウェイの森についての箇所. <br /> ノルウェイの森は素晴しい小説だと思う.村上春樹というよりは今まで呼んだ作品の中でもトップクラスの衝撃を与えてくれた.だが「この小説の何処が良い」と聞かれた時に上手く答えることは出来なかった.感じたことをそのまま言葉に出来ないことを幾度も歯がゆく思ったものだ. <br /> それをこの本はさらっと代弁してくれた.ノルウェイの森が与えてくれた感動の源泉,それをたったの数行で・・・それだけでもこの本は読む価値があった.

文庫化に際して加えられた著者による「あとがき」が面白い。『ねじまき鳥クロニクル』に出てくる井戸の解釈をとおして1995年に村上春樹が言い出した「デタッチメントからコミットメントへ」の真の意味がつかみ取られていて、単行本を読んだときに少し残ったフラストレーションが、すっきり解消された。また、内田樹氏による文庫版の解説も出色。なぜ村上作品が世界中で読まれているのか、そして、にもかかわらず日本の評論家のほとんどが彼の評価を避けているのか、について書かれていて、「イエローページの解説」という域を超え、それ自体が独立した「村上論」として読める。

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