ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく みんなこんな本を読んできた ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく
 
 
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ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく ( 大西 泰斗 ポール マクベイ Paul Chris McVay )

コンパクトな本ですので、早い人なら1日で読み通せます。 <br />しかし、この本に書かれていることを知っているかどうかで、 <br />英語力にかなりの差が出ると思います。 <br /> <br />たとえば、aとtheの使い分け、可算名詞と不可算名詞の使い方についていまひとつ自信の持てない人は、 <br />本書のp.12-p.44を読むだけで、目の前がずいぶん明るくなるはずです。 <br />学校の文法の時間のようにたくさんの規則をずらずら並べて説明されても <br />すぐに忘れてしまうし、いつまでたっても使えるようになりません。 <br />パッとイメージできるようなシンプルな原則を押さえる必要があるのです。 <br />そして、学校で教わった雑多な規則のほとんどが、そのシンプルな原則から <br />ごく自然に出てくることを確認する必要があるのです。 <br />本書の説明にしたがって、まずシンプルな原則を押さえ、 <br />つぎに、ひとつひとつの用法を確認して行けば、 <br />1時間もしないうちに、冠詞に関しては「9割ヒッター」になることができます。 <br />残り1割は、日本語の「てにをは」のように、非常に微妙な問題になってきますので、 <br />完全に習得するには、膨大な量の英語に触れて、カンを養うしかありません。 <br />でも、一時間足らずで9割ヒッターに引き上げてくれるだけでも、すごいことです。 <br /> <br />本書で扱われるトピックは <br />(1)冠詞、可算(不可算)名詞、anyの使い方 <br />(2) 全文否定と部分否定 <br />(3)受動態 <br />(4)時制 <br />(5)進行形と完了形 <br />(6)Wh-疑問文と関係詞 <br />です。 <br />いずれのトピックでも、まず、シンプルな原則が説明されます。 <br />そして、その原則からいろいろな用法がいかに自然に導き出される <br />のかが、わかりやすく説明されます。 <br />個々の用法を導き出す説明をフムフムと納得しつつ読んだ後は、 <br />そういった細かなことはすべて忘れてしまって、最初のシンプルな原則だけ覚えておけばOKです。それで、「使える」知識がちゃんと身についているはずです。

大西さんのネイティヴシリーズは、ともかくも詰め込みを強要される受験生よりも、これまでの知識・経験の上に立って、実践的な英語の上達を目指す成人の方にお勧めです。今まで、何となく分かっていたつもりなのに、いざ実践となると、前置詞や冠詞、基本動詞、さらには時制の使い分けがスーッと出てこない−ヒアリングもさることながら、上達への壁が恐らくここにあると思います。各シリーズとも適度な分量で肩肘張ることなく読み進めることができ、それでいて、「成るほど」と思わせる内容に溢れています。ヒアリング・マラソンやリピーティング・マラソンを使おうと思われている方(使っておられる方)、その前にこのシリーズを読破されることをお勧めします。

最初に断っておきますが、私は中西泰斗さんの本は大好きで<br>殆ど読んでいます。最初に「ネイティヴの感覚がわかる英文法」を<br>読んだあと、本書を読みましたが、この本を書いたときにはそれほど慣れていなかったのか、<br>ややイメージが掴みづらく漠然としている気がします。<br>ただし基本は同じですので、一読する価値は十分にあると思います。

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