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ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する ( W・チャン・キム レネ・モボルニュ 有賀 裕子 )

ほとんど結論部のP205から引用します。 <br />「たいていのブルー・オーシャンは、レッド・オーシャンの外ではなく内に生まれているのだ」 <br /> <br />・・・でしょ?やっぱり。 <br /> <br />「青い鳥」じゃなかった、「青い海」を目指して挑戦する事は素晴らしいですが、ネーミング <br />が美しい余り、既存の本業を改善する地道な努力を「レッドオーシャン」とレッテル張りして <br />しまう危険がこのタイトルには潜んでいます。 <br />理論の枠組み自体はまとも、というより本書が批判している当の既存マネジメント論とまっ <br />たく一緒なので、きちんと読む分には実害はないかと存じます。 <br />また、図式化、視覚化というのは、混み入った問題を整理するのに非常に有効です。 <br />議論が袋小路に入りそうなとき使うにはとても重宝な本でしょう。 <br /> <br />ただ、20世紀の自動車産業の隆盛は、やっぱり技術革新と生産性改革の功績だと思います。そ <br />れも“ブルーオーシャンの功績”とか言ったら、新しい事は何だってブルーオーシャンになっ <br />ちゃうじゃないすか。便利な新理論だな(笑。 <br /> <br />本書で一番ためになるのは、著者の独自の見解より、既存の理論を上手く整理したりコンパク <br />トに引用した部分でした。学者だったら、ここに書かれてる内容はオリジナルじゃない、と、 <br />先人をきちんと評価しつつ、はっきり認めるべきだと思います。

ブルーオーシャンは、未知の市場空間のすべてであり、レッド・オーシャンは、既存の市場である。 <br /> <br />戦略論は、戦争論から派生したものであるため、産業に特有のWin-Win関係を長年見過ごしてきた。 <br />そういう歴史的背景があり、ブルーオーシャン戦略は生み出されている。 <br />つまり、新たな時代を切り開くにふさわしい戦略なのである。 <br /> <br />もちろん、企業はどのように成長すべきかという長年の問題にも解決策を提示している。それが、 <br /> <br />Value Innovationであり、顧客と自社の価値を大幅に高めることで、「競争の無力化」を実現することである。つまり、競合は「眼中になし」なのである。正確に言うと、戦略を策定するための、「材料」に過ぎないのである。 <br /> <br />競合に惑わされないことにより、「先行優位」も重要ではなくなる。但し、ネットワークの外部性があるため、それには注意は必要であるが。 <br /> <br />シルク・ド・ソレイユ等の海外の事例も多数紹介されているが、日本のQBハウスの事例も僅かばかり紹介されている。 <br />QBハウスはブルーオーシャンを見事に切り開いた企業であり、私としても、長年、あのような企業を待ち構えていた。もちろん、安い床屋というものは少し前からあった。しかし、そのような店には、なんとなく、怪しさがあった。 <br />また、既存の床屋は店主やその家族が生活できるようにするために、業界団体が保護していた。そのため、彼らの生活を脅かすような店に行くことに戸惑いがあった。 <br />(もちろん、私は、消費者金融に行われているような、サービス提供者を不当に保護する規制や法律は嫌いであるが。) <br /> <br />しかし、QBハウスは、従来からある床屋とは違う顧客をターゲットにしており、非常に画期的なシステムを導入することで、大成功を収めている。 <br /> <br />そして、ブルー・オーシャン戦略を実行するための方法論は、第3部に記されているが、どの内容も、最新の組織論・企業変革・リーダーシップ論で構成されている。 <br /> <br />最新のリーダーシップ論では、認知的対立が非常に重要であるとされており、私もその通りだと考えている。しかし、ブルー・オーシャン戦略に対して、認知的対立を持ちかけるのは、並大抵のことではできない。

本書は、競争が激しい市場への参加を避け、競争のない新しい市場を <br />開拓することを訴えるビジネス書…ではある。 <br /> <br />世界で何百万部売れたかは知らないが、経営学を少しでも学んだ方な <br />らば、本書の大半に退屈を覚えることは間違いない。 <br />掲載されている「フレームワーク」などは経営学のそれに似たものば <br />かりである。 <br /> <br />但し掲載されているシルクドソレイユやQBハウスなどの事例は、一 <br />読の価値はある。 <br /> <br />競争のない市場への参入というのは考え方としては基本で、何ら新し <br />いことは言っていない。具体的な策を考えるに当たっても、事例以外 <br />は完全に期待はずれ。 <br />経営学に興味を持ち始めたくらいの方にはオススメできるが、もし少 <br />しでも経営を学んだことがあれば、時間をかけるだけ無駄だと考える。

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