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観察による歩行分析 ( キルステン ゲッツ・ノイマン Kirsten G¨otz‐Neumann 月城 慶一 江原 義弘 山本 澄子 盆子原 秀三 )

この本は、歩行週期が新しい視点で規定されており、今後理学療法士など歩行分析を行う職種に就くような方には必要になってくる文献であると思います。これまでの規定とは異なり、異常歩行にも当てはめることができるのでとてもよいものです。 <br />自分は実際に理学療法士の養成校に通っていますが、この本を持っていないまま動作分析の授業を受けるのは辛いものがありました。 <br />図も分かりやすく、見易くて将来必ず役に立つ本だと思います。

 臨床実習中、OTも歩行がわからなきゃとバイザーから言われて、はや云年。床からの立ち上がり、入浴動作、立位でのズボン更衣などの立位保持がらみのADL訓練を自己流でやってきましたが、これを読むとそういった訓練のヒントになる気がします。そこら中で参考文献になっているペリー大先生の本の和訳も早くして欲しいですね。

歩くという動作は『立脚相』と『遊脚相』つまり、足が地面についている状態とついていない状態の2つに分類される。これは歩く患者の姿を、たとえばパラパラマンガのように一瞬一瞬の静止画像でとらえ、健常者の動作と比較してきた。 <br />この手法は健常者との比較という意味で有効であるが、部分的な相違にばかり気をとられると、”医学的に正しい”とされる歩行を本人の理解なく強要してしまう可能性がある。質の高い医療を提供する上では、治療成績を”歩ける・歩けない”といった低次元の表現で行うことを回避しなければならない。患者と家族に対する説明においてもそうである。 <br /> <br />歩行には個性があり、どこまでが正常でどこまでが異常かの境界線はじつはかなり幅がある。本書はこの見落とされてきたポイントを指摘することからはじまる。個性を認めることは、相手の人格に理解を示すことにつながり、それはICFの理念にも合致する。 <br />本書は画一的な”正しい歩行”の型にはめこむ表現を総合的に見直し、『床反力』と『ロッカー機能』という2つの新たな言葉に代表される、実戦的な概念と観察手法を提案する。しかも一度理解すればだれにでも応用できる柔軟性を持つ。 <br /> <br />歩行に関係する3要素、”人体の関節構造”、”地球の重力”、”床からの反発力”のうち、とくに足関節を”rocker function”というきわめてシンプルな、単軸としてとらえる概念は、これまでにないものである。私はロッキングチェアをイメージした。 <br />解剖学的関節に対する言及についても、あくまで歩行に対する貢献度からの考察として、単なる構造的解説にとどまらない。 <br />本書は歩行という連続的動作の中で、立脚(静)と遊脚(動)の両者が交錯する一瞬のなかに存在する、異常歩行の原因を見出し、解決に導くすぐれた眼力を提供するだろう。 <br /> <br />読者が高いスキルと意識を持って行動し、著者の理念が医療界を超えて、一般社会にまで浸透することを期待したい。高齢化社会におけるリハビリテーションのゴールマネージメントにきわめて重大な影響をもたらすはずである。

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