アンネの日記 みんなこんな本を読んできた アンネの日記
 
 
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アンネの日記 ( アンネ フランク Anne Frank 深町 真理子 )

 はじめて読んだとき、同居していた友人に冗談半分で「これプロレスだよ」と言ったことを思い出しましたが、本当に疑惑のある本だとは知りませんでした。 <br /> <br /> 内容はいいものだし、感動もしましたが、当時疑い深かった自分は若い女の子がこんな文章書けるわけがない思ったことも事実です。 <br /> <br /> まあ、本当のところどうなのか知りませんが。ナチスのユダヤ人迫害が嘘だとは思いませんが、この本には疑惑があるということもどうやら嘘ではないようですね。面白かったんだけどなあ。 <br /> 

「世の中には善神アフラマズダと悪神アーリマンがいる」これは人類でも最も旧い宗教の1つの考え方である。実際善悪問答に於いては欧州知識人は好んでこの引用をする。 <br />さて世の中には良い捏造と悪い捏造があるようだ。良い矛盾、悪い矛盾が存在するという。アンネの日記は善神アフラマズダに依拠するようだ。むろん「きけわだつみの声」もそうだ。なぜなら「ドイツ学生の手記」のように誰も手を加えないと、善なるものとして扱えないからだ(ゆえに聞いたことのない人も多かろう) <br />そういえばアンネの日記に関しては『アンネの日記 研究版』(文芸春秋)を挙げる人が多くてもわだつみでは『わだつみの声の戦後史』に触れる声は少ない。なぜだろうか。 <br />善悪の闘いは古代から何も変わらない。何も。 <br />人間は霊的に進歩するとは誰の言葉だっただろうか <br />

 日記の真贋論争はすでに決着のついたことなのでここで蒸し返す必要 <br />はないだろう。確かに14〜15歳の少女が書いたにしては世慣れた感じ <br />のする文章ではあるが、本好きの少女の本から得た言い回しと思えば <br />別に不思議はない。観察力・言語力の優れた少女の類い希なる真実の <br />記録である。 <br /> 1944年8月1日でこの日記は終わっている。この夢と希望に満ちあふれ <br />た少女がこの後どうなったか我々は知っている。知っているが故に、この <br />日記の突然の中断は底知れぬ恐怖と絶望を我々に与える。 <br />そしてこれが同じ人間によって引き起こされたことだと思うたびにこの本の <br />重みは益々増し、永遠に読み継がれていくことであろう。 <br />あれから60年。何が変わったのだろうか・・。アンネは今どこにいるのであろうか。

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アンネの日記&nbsp;『アンネの日記』が最初に世に出たのは1947年。そして91年に、47年版でカットされていたアンネの人間味あふれる記述(鋭い批判精神や性のめざめ、など)を復活させた「完全版」が出版された。この「増補新訂版」は、98年に新たに発見された5ページ分を加え、翻訳資料をさらに徹底させたもの。まさに「アンネの日記・決定版」といえる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;イラク戦争を目の当たりにした今、本書が単なる歴史の記録でないのは明らかだ(2003年4月)。戦争に突き進む不寛容、抹殺される恐怖、惨めな状況でも楽しみを見つけようとする人々。アンネが日記に向かっていた60年前と、今日の世界とでは、どれほどの違いがあるというのか。14、5歳の少女が、ここまで世界と人間の「変わらぬ姿」を浮き彫りにしたことに驚くほかはない。「どんな不幸のなかにも美しいものが残っている。美しいもののことを考えれば、しあわせになれる」というくだりは、とくに胸を打つ。このおしゃまな少女は、他人の痛みを知るといった経験をとおして、豊かな大人の女性にまちがいなく成長したはずだ。その可能性をあっけなく、不当にも奪う戦争。『アンネの日記』は私たちの視線を、アンネの世界を越えて人間の愚かしさへと向ける。(小林千枝子)
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