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スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る ( 遠山 正道 )

謙虚さや思いやりと、頑なな思いや夢が同居している。 <br />著者はそんな方だと思います。 <br /> <br />肩肘張らない軽さやスマートさの中に、なにやら熱いものがある。 <br />そんな語り口で話は進みます。 <br /> <br />この本は面白いです。 <br />そして元気になる本です。 <br />さらには、俺もがんばらなくっちゃ、と思わせる本です。 <br /> <br />それに・・・、 <br />むしょーにスープが飲みたくなるはずです。 <br /> <br />飲みに行きました。 <br />東京ボルシチを飲みました。 <br /> <br />マジでうまかったです。 <br />

この著者の行動力はすごい。三菱商事に勤め、情報系の部署で働いていたがが、自分はもっと消費者に近いところが向いていると一念発起すると、自分で手をあげ、人脈を利用してケンタッキー・フライド・チキンに出向する。そこでスープ店を開業しようと、詳しい青写真を書き、社内を説得して、出店にこぎつける。それが成功し、商事に戻ったあともスープ店のチェーン店展開の夢をあきらめず、ここでも商事内で上司を説得して、社内ベンチャーの一号として、自分自身も出資して、会社を立ち上げる。おいしいスープを味わえる店を展開したいという自分の夢・哲学を、実現にもっていく構想力、根回し、実行力には学ぶところが多い。猛暑でスープが売れなくなったりといった失敗談も書かれているが、全体に、ゆったりとスマートに書かれているのは、著者の性格だろうか。

スープストックは好きな店舗で、たまたま行ったときに目にした本だ。呼ばれるように早速買って読んで、うんうんうん、そうそうそう、とほとんど首振り人形状態で一気に読んでしまった。 <br /> <br />現在会長となった遠山正道さんは、実に普通でシンプルなことを、実に前向きに、実にまじめに形にして、運営して、成功した。 <br />こう書くと簡単なことに思えるけれど、ちゃんとそれがやれている事業は多くはない、と思う。 <br /> <br />日本のサービス業、特に外食産業で、決定的に忘れられている何かを、遠山さんは見事にピンポイントした。 <br />商社という世界で、まったく違う目線から飲食業界を捉えることができた、ともいえるけれど、やはり彼のセンスの勝利だと思う。 <br /> <br />参りました。 <br />そうだったんですか。 <br /> <br />というわけで、前から好きだったこのチェーンの秘密を知って、余計ファンになった次第。 <br /> <br />飲食業界の関係者でなくても、読んで損はない一冊だ。 <br />文章も軽快で楽しい。 <br /> <br />あ〜、なんだかクラムチャウダーが食べたくなってきたなあ。 <br />

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