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DEATH NOTE (9) ( 大場 つぐみ 小畑 健 )

メロのアジト襲撃が最大の山場・・・と言いたいところですが、夜神総一郎の犬死に近い最期は全然納得いきません。作者は月の無実を最期まで信じさておきたかったみたいですが、それは月と総一郎の感情のぶつかり合いを避けようという「逃げ」にすら思えます。映画でその辺がきちんと描かれているのは金子監督自身が「父親」だったからでしょう。 <br />本題に入りますが、第二部のグレードダウンの原因はLの後継者としてニアを登場させるという焼き直しに近いことをしてしまったことでしょう。 <br />Lにはかなわないけど、月には勝つ、という設定の下にストーリーが進むため月のヘマが目立ち、さらにニアのやることのほとんどは第一部の解説に等しいのでイマイチ盛り上がらないのです。 <br />機械の如き冷徹なキャラは個人的には好きですが、そういった無感情キャラは映画でこそ魅力を発揮するものの、漫画ではイマイチ冴えません。おまけにニアは名言と同時に失言も多いためキャラとしては中途半端です。 <br />そもそも、月が勝つにしても負けるにしても、月がLに勝つというラストを描いたからには強いてニアを登場させる必然性は無かったと思います。作者が「推理対決」に拘ったのは判りますが、月が世界の支配に乗り出してから4年という、第一部とは別物とも言っていい設定になってしまっているのですから、ニアとメロと月の三つ巴などというややこしい対立構造は作らずに、キラに知的犯罪者メロが挑戦を仕掛けるという犯罪モノに仕上げた方が面白かったのではないでしょうか?

誰も動かない。いや動くけど、ライトとニアは動かない。下の者が頑張るだけ。ライトやニアも無駄に自分の推理を語り、その辺りで無理矢理「頭脳戦」を保とうとしている。<br /><br />今巻の見所は、小畑氏のカバーイラスト(ニアと玩具達)、メロのアジトへの襲撃、ライトの泣き顔(演技)、ハル=リドナーの裸体、メロとニアの再会です。<br /><br />そんだけしか無いです。ライトもニアも動かないんだから。

なんだかんだで気が付いたらこの巻ばかり読み返してる。 <br />マフィアのアジトへの突撃、総一郎とメロの対峙(しかし19歳の小僧に説教されるパパって)、 <br />月の「熱演」、ハルのシャワーシーン(笑)、ニアとメロの再会…良くも悪くも「少年漫画だぁ…」って感じ。 <br />この作品の「一味違う」ところがお好きな方には、ご不満かもしれませんが、私はベタが好きなんで。 <br />とにかく、シャワーシーンとNM再会だけで星五つ付けましょう!

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