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DEATH NOTE (6) ( 大場 つぐみ 小畑 健 )

ライトが単なる脇役に成り下がった感じですね。「ノートを持たなかった場合のライト」ということでしょうか(ライトの目の描き方も変わってますし)。つかの間のエルとの友情、つかの間の捜査協力。7巻読んでから読み返すと少し悲しくなります。というより滑稽にみえます。 <br />さらなる展開への伏線場面として読むのが無難でしょう。 <br />

映画では完全に差し替えられたヨツバキラ編ですが、たしかに長すぎます。 <br />白月もLと違って手段を選ぶようになったということもありますが、一度自分をキラだと疑いながらも、それ以上先は思考停止してしまっていることから明らかにLに劣っています。何よりも本作では正義感のあるキャラはどうしても印象が薄くなってしまうのです。 <br />その具体例として挙げられるのは夜神総一郎の扱いです。ピカレスクものの設定上、こうした良識派のキャラはもっと重要な役割を果たしていいはずなのですが、本シリーズではほとんど貧乏くじキャラに近いです。ドラマを省くデスノートの性質上、彼の正義の言葉に説得力が無く、どちらかと言えばLの手段を選ばない捜査に反対してLの足を引っ張る役目を負わされている感じなのです。総一郎の息子への一途な信頼も本作では彼の「無能」な要因の一つに過ぎません。 <br />映画「デスノート the Last name」ではこうした欠点を解消し、彼の見せ場を用意しているので2番目に美味しいキャラに昇格しています。

記憶を失ったライトが、自分がキラだったという前提で分析をしたり、前のキラの殺人対象の選び方に共感する自分を否定したりする姿が、どこか不思議で印象的でした。 <br /> <br />元キラとLという最強天才コンビの活躍が見物で、隙だらけのヨツバキラを見ていると、ライトのような天才が犯罪者となることの恐ろしさをひしひしと感じます。

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