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のだめカンタービレ (9) ( 二ノ宮 知子 )

タイトルこそ「のだめカンタービレ」となっているが、事実上の主人公はのだめ(野田恵) <br />ではなく、千秋真一なのではないかと思った。千秋の言葉は千秋の心情として読者に提示 <br />されているが、のだめ(野田恵)の心情はのだめの表情、そして、登場人物たちとの会話、主 <br />に千秋真一の視点でのだめのことは語られている。のだめは自分の言葉で自分の心情を語ることは殆どない。 <br />だから、読者が思い描いているのだめは千秋や他の登場人物の視点で見たのだめであって <br />本当ののだめでないのかもしれない。千秋も他の登場人物も読者も本当ののだめ(野田恵)をまだ知らないのかもしれない。

第9巻はのだめの初コンクールとのだめの実家でのあれこれを収録。 <br />のだめも千秋も国内でやれることは全て?やって、後は海外というまとまりのよい巻でした。 <br /> <br />誰しも問題を抱えています。 <br />のだめの場合は才能には恵まれるものの、自由に弾きたいという自らの意志に反して音楽の世界は枠内での演奏を求めてくる。 <br />このあたりの葛藤がのだめを苦しめる。 <br />これは誰しも経験することだろうし、この壁を越えられるか否かでその後が決まってくるといっても良い。 <br />正解がないだけに難しい問題です。 <br />彼女の場合は幼い頃のトラウマも合わさるので問題は余計に複雑になります。 <br />しかし、一足早くトラウマを解消していた千秋の存在により彼女もトラウマを解消します。 <br />結果的にお互いのトラウマを解決しあうことになったわけですが、そういう意味でもお似合いのカップルなのでしょうね。この展開は考え抜かれた素敵な展開だと思います。 <br />なんといっても青春サクセスストーリーなのだからこうでなくってはいけません。

<br />堅苦しいクラシック音楽の世界を、決して貶めることなく <br />笑えるマンガに仕上げた手腕は、高く評価されるべきだろう。 <br />『のだめカンタービレ』決心の第九巻である。 <br /> <br />千秋真一が指揮するR・S(ライジング・スター)オーケストラ <br />最後の公演も大成功をおさめ、彼は海外に渡る決心をする。 <br />一方、コンクールに落ちて落ち込むのだめだが、 <br />千秋はそんな彼女を欧州へと誘う。 <br /> <br />しかしのだめは実家に帰ってしまい、 <br />千秋は彼女を追い、福岡まで旅することになるのだが・・・。 <br />本巻で本作は、初めて少女マンガらしい展開となり、ほほえましい。 <br /> <br />

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