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「分かりやすい文章」の技術 ( 藤沢 晃治 )

「分かりやすい」文章を書くための技術的な事柄についてまさに「分かりやすく」書かれています。キーワードを繰り返し使うことで「斜め読み耐性」をあげ、説得力のある文章をつくる。要は、そういったことがかかれているわけです。「センテンスは平均40字以内に」することで、読み手に意味が伝えやすくなる。ただ、誠に主観的で恐縮ではありますが、その手のことは、今までの文章読本に書いてあることの異句同言といった感はあります。「感情が高ぶったときに書いた文章は説得力が低下する」とか、「人間の理解順序は、概要理解から詳細理解へ進む」など、文章作成のときに肝に銘じておくべき基本を再確認できました。

昨今、文章を書く機会は多い。メールは毎日のように読み書きしているし、誰かに何かを伝えるためには文章を書かなくてはならない。<br>必然的に、分かりやすい文章を書く能力は必要とされているし、分かりにくい文章を書いてしまうと相手に迷惑がかかり、自分の評価を落としてしまう。<p>では、分かりやすい文章を書くにはどうすればよいか?<br>根本的な考え方は、「相手の立場に立つ」ということである。<br>本書では、相手の立場に立って分かりやすい文章を書くために必要な要素を18個にまとめ、読み手が理解しやすい文章を書くためのテクニックとして次々と紹介していく。<p>解説は、まず分かりにくい文章が例として上げられ、それを直すことで、個々のテクニックを説明していくスタンスが取られている。<br>そのため、はじめの分かりにくい文章と、テクニックを使った後の文章を比べれば、いかにテクニックが効果的であるか、理解できるだろう。<br>また、テクニックはチェックリストとしても利用できるため、読み終わった後も何度でも利用できるだろう。<p>著者自身が書いているように、この本は高校生でも理解できるように書かれている。そのため、内容は難なく理解でき、一気に読み進めることができるだろう。<br>また、高校生向きだからといって簡単すぎるというわけでもなく、基礎的で重要なことが上げられている。大学生や社会人でも十分読む価値はあると思われる。

「目的を達成するための実用文」を書くための基本技術をまとめた本。<p>少しでも文章を書く人にとっては、ある意味「あたりまえ」のことが書かれている。しかし、これらの技術を使いこなしている人は自分も含め少ないのではないだろうか。<p>「意味が分かる」だけでなく「説得できる」文章を書くための技術の解説も非常に実用的だ。ブログなどの文章にありがちな「独りよがりの文章」ではなく、本書を参考にして、きちんと読み手の立場を考えた文章を書きたいものである。<p>本書は、全体的に非常に読みやすく、使用されている文例も平易で分かりやすい。この本の文章そのものが「分かりやすい文章」の良い見本になっている。さらりと読めるので、文章を実際に書くときに何度も読み返してみると良いだろう。よい文章のチェックリストもついており、実用的だ。<p>著者も書いているが、本書の技術は中学生や高校生の授業でも取り上げてもらいたい。普段文章を書くことが多い大人にとっても、本書は、いわば飲みやすく、かつ、即効性が期待できる良薬となることだろう。

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「分かりやすい文章」の技術
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