武富士 サラ金の帝王 みんなこんな本を読んできた 武富士 サラ金の帝王
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

武富士 サラ金の帝王 ( 溝口 敦 )

本書は、1983年に出版された「サラ金商人」のリニューアル版です。 <br />先頃グレーゾーン金利の撤廃などの「改革」がようやくまとまったタイムリーな問題につき、 <br />「貸す側」の視点からその全体像を描く力作です。 <br /> <br />本書は大きく2部に分かれます。 <br />すなわち、前半において武富士をはじめ、 <br />CMや駅前のティッシュ配りでもはや知らない人はいないであろう、 <br />大手業者の経営者の生い立ちと会社の発展を批判的にレポートします。 <br /> <br />そして後半においては、サラ金問題の背後に見える、 <br />我が国の個人向け金融システム全体の問題につき、 <br />主要金主である大手銀行との関係や、 <br />今やお馴染みの債務者への取立ての実態、 <br />さらには最新のレポートとして、 <br />暴力団がらみのヤミ金へと筆が進められます。 <br /> <br />本書は表紙やタイトルからして、 <br />前半部分に力点が置かれているかのように見えて、 <br />実際のところ、真の問題点である後半部分を正当に取り上げた価値ある一冊です。 <br /> <br />著者は全体を通して、 <br />精一杯生きようとする我々一人ひとりを取り巻く、 <br />余りに冷酷なシステム、特に利潤追求に血道を上げる金融業全般に憤っており、 <br />大いに共感します。 <br />先日まとめられた政策も、それを伝えるマスコミも、 <br />ひとり消費者金融業者を悪者に仕立てて矛を収めたようですが、 <br />グレーゾーン金利問題にしたところで、 <br />すでに本書の旧版の出された四半世紀前からの課題…。 <br />血の通った制度はいつになったら実現するのでしょうか? <br /> <br /> <br /> <br /> <br />

武富士 サラ金の帝王 ↑ご購入はこちらからどうぞ。
武富士 サラ金の帝王
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

武富士 サラ金の帝王