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| たのしいムーミン一家
(
トーベ・ヤンソン
山室 静
Tove Jansson
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子どもの頃、ＴＶで観ていたムーミンと、今読むムーミンは違うなぁー
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<br />子どもの頃は、ムーミン側からお話を観てたけど、今はムーミンママ側から観てる感じ。
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<br />全員、クセがあって、いいとこばっかじゃないのが、いいなぁー ムーミントロール ： けっこう普通の子
<br />スノーク ： 理知的だけど人情の機微には疎そう
<br />スナフキン ： 男の子のあこがれ
<br />スニフ ： 男の子ってこんなもの
<br />ムーミンパパ ： おじさんのあこがれ
<br />へムレンさん ： おじさんってこんなもの
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<br />本を読むことが非日常への旅だとすると、これは旅をさせてくれる本です。
<br />みんなにおすすめ。
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<br /> アニメーションのムーミンはただ穏やかで、どこか異国のメルヘンチックなお話です。そんなイメージを破るのがこの小説ではないでしょうか。軟弱な優しさを見せるムーミントロール、自分の想いに固執するスノークのお嬢さん、など人を感じるその関係にはっとさせられることもあるはずです。
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