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氷点 (下) ( 三浦 綾子 )

あの終わり方では続編が出たのも納得できます。陽子は完璧に「被害者」の立場ですね。 <br />多くの読者の方が同情したことでしょう。さて原罪はどこにあるのか?そもそも何の「原罪」なのか? <br />単純に陽子のあの行為の「原罪」がテーマなのか? <br />私たちは思考を強いられます。解釈、結論は読者によって異なるでしょう。 <br />とにかく読むことです。 <br />

キリスト教的な考え方というのは実のところ理解できない部分も多いです。しかし、この本はそんなこと考えなくても知らなくても十分面白く読めます。 <br />波乱に満ちたストーリー展開は一級のミステリー小説といってもいいのではないでしょうか。 <br />文字が苦手な人にも絶対に面白く読める小説だと思います。 <br /> <br />一番興味深かったのは、主人公の母親の言動です。自分の美しさを誇りそれが永遠のものだと信じていたのに、継子によって無残な敗北を喫する。若さと美しさは限りあるものであることを痛切に感じさせられました。そして女の持つ独特の心の醜さをみせつけられているようでした。

三浦綾子さんの作品はどれも好きですが、この「氷点」は特におすすめです。私自身、何度読んだかわからないくらい読み返しています。<br>この作品は「原罪」とは何かをテーマにしているが、人はほんとうに罪深い生き物だと思った。<br>夏枝はエゴの塊のような人物ですが、実際は誰もが彼女のような一面を持っているのかなと思いました。<br>陽子が北原さんに淡い恋心を抱き、それを陰から見守る徹が切ないです。

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