天国までの百マイル みんなこんな本を読んできた 天国までの百マイル
 
 
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天国までの百マイル ( 浅田 次郎 )

自分の会社は倒産、家族からも見放され、あらゆるものを失って失意の底の主人公に、母の重病というさらなる苦悩がのしかかる。 <br />母を助けるために主人公は。。。 <br /> <br />母を助けようとする主人公のひたむきさなど、心打たれる部分がとてもあるのはもちろん、この作品は、他の登場人物がこれまたすばらしいのです。 <br /> <br />主人公を影から守るホステス、ドクター、この2人がキーです。 <br /> <br />母をのせ、100マイルもの道をゆく <br />その先は天国なのか? <br /> <br />涙なしには読めませんヨ。 <br />

悔いを残さないために、何をするか、その勇気を与えてくれる作品です。主人公は、煮え切らない部分もある、平均的な、人物像ですが、心の奥底から、そうしたいと思ったことに、素直に従い、やりたい、やらねばと思ったのならば、やればいいではないか、という思考経路を経て、内なる声に従って行動します。そのストレートさに胸を打ちますし、悔恨をさまざま抱えている者としては、本書の中でその解消ができることに、感謝したいものです。

涙が。 <br />地下鉄〜新幹線で読み終わるまでの数時間で、何度涙をぬぐったか・・。 <br /> <br />主人公と年齢が近い方(30後半〜40代)は、間違いなくやられます。 <br />お若い方も、素直な気持ちで読んでみようよ。 <br />きっとさわやかな読後感に包まれると思いますよ。

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天国までの百マイル&nbsp;&nbsp;&nbsp;主人公の城所安男は、自分の会社をつぶしてしまい、いまや別れた妻子への仕送りもままならぬほど落ちぶれた中年男。ある日、心臓病で入院する母を見舞った安男は、主治医から病状の深刻さを告げられ愕然とする。そのまま治療を続けても母の余命はごくわずか。残された道はただひとつ、謎の天才外科医にバイパス手術を施してもらうこと。衰弱した母をワゴン車に乗せた安男は、房総のひなびた漁村にあるカトリック系病院目指して、100マイルの道のりをひた走る。はたしてその先に奇跡は待っているのか――。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;年老いた親の介護や終末医療というテーマはきわめて現代的で、自らの身の上と重ね合わせずに本書を読み進めることはまず不可能にちがいない。そして、それぞれに成功者となり、老母とのかかわりを避けようとする主人公の兄たちの冷淡ぶりに怒りが込み上げてくる。だが一方で、その兄たちの姿がそのまま、読む者自身を写し出す鏡であることにも気づかざるを得ない。そんな恐ろしい一面を隠し持つ作品でもある。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;また、特筆すべきは安男の同棲相手のマリだろう。「ブスでデブ」を自認するホステスのマリは、不幸な生い立ちにもかかわらず底抜けに明るく、安男に惜しみない愛情を注ぐ。この上なくリアルなキャラクターでありながら、同時に、男にとっての理想の女に描かれていることは驚きに値する。本書をせつない男女の恋物語たらしめている名脇役に、ぜひ注目してほしい。(西村 匠)
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