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格差社会―何が問題なのか ( 橘木 俊詔 )

筆者は格差が生じることは仕方ないとしながらも、下流層への救済策の必要性とその対策案を論じている。資本主義社会の原則として、勝者が報われることは当然であるが、一方、敗者に対するセーフティネットを強化すべきだ、との主張だ。筆者は日本において所得格差が拡がっており、社会の上流〜下流までの各階層が固定化されつつある現実を見せている。富裕層の子弟は高いレベルの教育を幼少時から受けることができるため、医学部や有名大学へ進学する可能性が高まり、それが格差の固定化につながっている、ということだ。 <br />多くの日本人は、日本は平等な国だ、とイメージを持っているが、実は違う方向に向かいつつあるという現実を筆者は示している。ニート、フリーター問題も含め、教育面における緊急の対策が必要であろう。

格差問題の第一人者による総論的な解説書。少し固い、いかにも岩波、学者的。統計データが満載ではある。が、その割には素人目にもデータから結論の流れに?な部分が多いので、突っ込みどころも結構多そうだ。過剰な煽りがない分、信頼できそうな語り口も個人的に駄目。慎重な分析と大胆な煽りこそがこの手の新書の醍醐味ではないだろうか?姿勢は支持できても読み物として退屈で、そもそもどういう読者を対象にしているかが最後までイメージできなかった。多くの読者を相手にするのならもっと読んで面白いものを!これは編集者の責任でもありますよ! <br />

データを元に日本における貧富の格差拡大について解説されています。 <br />著者は格差拡大に反対の意見を持っておられます。 <br />著者の格差拡大を示した見解は、わかりやすく、広がっている事がわかります。 <br />しかし、その背景にあるものについての解説は、非常に表層的で散漫で、データさえもが説得力が薄く感じてしまいます。 <br />格差拡大について反対ありきで書かれた由縁でしょう。

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