ウォール街で勝つ法則 - 株式投資で最高の収益を上げるために みんなこんな本を読んできた ウォール街で勝つ法則 - 株式投資で最高の収益を上げるために
 
 
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ウォール街で勝つ法則 - 株式投資で最高の収益を上げるために ( ジェームズ・P・オショーネシー 喜久田 悠実 秦 由紀子 河村 毘夫 )

我々が株式投資を行うに当たって,色々な格言を聞く.<BR>「PERの低い株に投資せよ.」<BR>「いや,高ROEの株にこそ投資するべきだ.」<BR>「いやいや,株価なんて全くのランダムウォークだよ.」<BR>どれが本当なのだろうか?<BR><BR>この本は過去45年にわたるウォール市場のデータを元にして,<BR>PER、PBR、PCFR、PSRなどの各指標に従った投資を行ったとき,<BR>どれだけのリターンが得られるのか,それらはインデックスに勝てるのかを<BR>ひたすら統計で求めた本である.<BR>ページを開くと圧倒的な図表の量に読者は驚くだろう.逆に言うと統計的な<BR>ことが書いているので読んでいておもしろい本ではないのかもしれない.<BR><BR>果たしてランダムウォークを打ち負かす指標はあるのだろうか?<BR>結論から言えばある.また各年における指標に基づいた投資リターンも<BR>示しているため,一貫した投資法を行うことこそが成功する秘訣であることもわかる.<BR>人気に惑わされず自分の投資法を続けていく.投資の王道は見えそうで見えないものであった.<BR><BR>ちなみに著者はRBC O`Shaughnessy U.S. Value FundとRBC O`Shaughnessy <BR>U.S. Growth Fundを運営していますが,5年間のS&P500 indexが-4.5%なのに対して、<BR>前者は8.6%後者は12.4%(2004年1月現在)と良好なリターンを示しています.

米国の株式市場の長期にわたる分析により、どのような投資スタンス、戦略が有効かを真面目に検証した良書。<P>特徴的なのは個別銘柄についての記述が一切ないこと。よく知られた指標、PER、PER、配当利回り、小型株・中型株・大型株などで株式を分類し、それぞれの群のパフォーマンスがどのようになっていたかを誠実に綿密に調べている。図表が多いが各章で簡潔なまとめが示されており読みやすい。<P>個別銘柄の材料だのテーマだのを云々して自分なりにあれこれ調べてみたり売買したりするのは楽しい。しかし、長期的な視点にあってマーケット以上のパフォーマンスをあげる確率の高い方法で運用する方が確実性はある。私たちはいったいなんのために株式投資をしているのか、ちょっと考え直した方がいいかもしれない。<P>本書の誠実さを高く評価します。ただ、本書を直接参考にしてすぐ利益が出るかというと、そういうことはありません。

アメリカ市場の過去40年分以上の統計データをもとに、様々な機械的株式投資法(低PER戦略、低PSR戦略)の有効性を示した本。<P>本書は、「どういう属性(たとえば、低PER)の株式が値上がり益が高いか」を純統計学的に調べており、本書が述べていることには非常に説得力があります。低PER銘柄や低PBR銘柄などの、(俗に言われる)バリュー株の値上がり益が(市場平均よりも)高かったことが、本書を読むとわかるでしょう。<P>アメリカなどでは、低PER銘柄や低PBR銘柄などの、統計的に値上がり益が高いことが実証されている銘柄のみに投資する投資法を、Mechanical Investmentと呼びますが、本書は、Mechanical Investmentの入門書として最適だと思います。<P>毎日血眼になって、日経新聞を読み、経済予言に一喜一憂してる暇あったら、本書を参考に、毎年30分機械的に銘柄をスクリーニングし、後は寝てたほうがよいでしょう。

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ウォール街で勝つ法則 - 株式投資で最高の収益を上げるために&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は、アメリカの株式投資において、数量・財務分析の権威であるジェームズ・P・オショーネシーが1996年に著わした書『What works on Wall Street』の邦訳版である。その内容は、過去45年間のアメリカの株式パフォーマンスデータを使って、ウォール街で最も多く用いられているさまざまな投資戦略を、初めて長期的な視点から検証した総合的な株式投資ガイドブックである。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;著者によれば、長期的なデータを検証すると株価は予測不可能なランダム・ウォークではなく、投資のリターンは予想可能であり、市場はある種の特性(たとえば、低PSR)を継続的に明確に高く評価し、別の種の特性(たとえば、高PSR)には継続的にマイナスの評価を与えているという。それでも旧来の手法で運用する投資信託の8割がS&P500に勝てないという事実があるが、これは運用者が「どんなことがあっても一つの投資戦略を守る」という規律に欠けることにあるという。著者は本論で、米国株式のデータベースであるS&Pコンピュスタットの1951年から1996年までの45年間のデータを使って投資戦略の検証を行っている。投資戦略については、全銘柄と大型株をベンチマークに、PER、PBR、PCFR、PSR、配当利回り、EPS、利益率、ROE、RPS、複数指標の組み合わせのケースにつき、45年間のデータから各々の指標がどのような場合に最良の投資パフォーマンスが得られるかを豊富なデータとグラフを用いて検証している。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は、難解な机上の空論を展開するものとは違い、過去45年の実績から検証した、あくまで実践的な手法を、PERやPBRをはじめとする簡単な指標を使って解説している。株式投資で勝つことを望む個人投資家にすすめたい1冊である。(木村昭二)
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