この本は、知る人ぞ知るコヴィー博士が全面的に書いた本である。<BR>最優先事項とともに翻訳を何年も待ちつづけていた。<P>コヴィー博士の文章は、けっこう難解な言い回しも多く、<BR>読み応えがあるものだが、なぜか理屈っぽくなく、<BR>癒される面があった。<P>これはなぜだろうと考えていた。<BR>まずテクニックでなく、原則（自然の摂理）に基づいた哲学であることが<P>人に目覚めさせるのであろう。<P>７つの習慣を初級偏として、原則の意味に触れる名著とするなら、<BR>原則中心リーダーシップは、その実践偏とも言うべき、<BR>さらに原則の概念を推し進めたものだ。<P>成功関連の類書を圧倒するほどの重み、説得力、香り、<BR>すべてを包み込むやさしさにあふれる名著である。<P>ロングセラーは間違いないと思う。<P>ひっそりと発行され、認知度は少ないかもしれないが、<BR>読者にぜひとも読んでいただきたい傑作である。<P>こういうすばらしい本を残してくれたコヴィー博士に感謝の意を表したい。