葉っぱのフレディ―いのちの旅 みんなこんな本を読んできた 葉っぱのフレディ―いのちの旅
 
 
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葉っぱのフレディ―いのちの旅 ( レオ・バスカーリア みらい なな 島田 光雄 )

この本は1998年に翻訳されて大ヒットしました。わたしたちはどこから来てどこへ行くのだろう。生きるとはどういうことだろう。死とはなんだろう。そういうことを思うきっかけの名著として、いつまでも残って欲しい、そんな気持ちで仏教の教えとの関連を考えてみました。

去年の夏休みの課題で児童文学をすることになり、偶然出会った本です。本屋の児童文学コーナーで立ち読みしようと軽い気持ちで読んでいたのですが、読み終わると泣く寸前でした。ちょうどその頃、友達を不慮の事故で失い、死を受け止められなかった私にとって、最高の本だったからです。小さい子供たちに『生きる大切さ』や『死』について難しい言葉を用いて説明するより、この本を与えるべきだと思います。また、英語版を読むことをお勧めします。フレディがはっぱだというところの文章(説明文)は、英語と日本語の違いがはっきり出ているからです。

最近になって、やっと読んだ絵本です。子供に読んであげたのですが、いつの間にか、自分自身が、葉っぱのメンバーになってきました。冬が近づくに連れて、命を終える葉っぱたち。でも、それは、決して終わりではなく、やがて土に返り、木の栄養となり、新しい葉の生命を培っていくのです。フレディが、雪の上にふわっと舞い降りた時、私自身も枯葉となって枝からはらりと落ちていました。私が死ぬ前に、子供に何が残せたか、何が出来たか・・・。命の終焉と、永続性を感じました。目頭が、熱くなってくるのです。

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葉っぱのフレディ―いのちの旅&nbsp;&nbsp;&nbsp;春に生まれた葉っぱのフレディが、自分という存在に気づき、成長し、「葉っぱに生まれてよかったな」と思い、「葉っぱの仕事」を終えて冬に土へとかえっていくまでの物語。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;死を怖がるフレディに親友のダニエルが答える。「変化するって自然な事なんだ…死ぬというのも 変わることの1つなのだよ」。フレディの番が来て、地面に降りたとき、初めて自分の命を作った木の全体の姿を見て、そこに永遠の命を感じる。そして、フレディ自身は知らなくても、やがて土にかえり木を育てる力になる――。 <p>&nbsp;「生まれること」「変化すること」が「永遠の命」へとつながる意味を、フレディとダニエルの会話を通してわかりやすく語りかけている。写真だけでは硬くなりがちのところを、ページをめくるごとにフレディの変化していく様子が、にじみのあるやわらかさで描かれ、バランスをとっている。著者はアメリカの著名な哲学者。子どもから大人まで、すべての年齢層向けの絵本。(加久田秀子)
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