WEBデザイナーなどの仕事をしている方にも参考になります。サイトを見てて、どうやって作っているのだろう？と思っていた、グラフィックパーツなどの制作方法が分かりやすく説明しています。さすがプロのデザイナー！と思わず感嘆してしまうこと間違いなしです。

	&nbsp;&nbsp;&nbsp;12人の現役WebデザイナーによるTips集である。DreamweaverMX、FireworksMXを使って、「このようなデザインをしたいときは、この機能をこう使う」ということが詳しく解説されている。ちょっとした工夫と手間で作る効果的なグラフィックや、DHTMLを活用した動きのあるページなど、両ソフトを最大限に活用して作るWebデザインとその作り方が数多く紹介されている。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;本書の扱うジャンルは多岐にわたる。全体を「ボタン＆パーツデザイン」「ロゴデザイン」「ナビゲーション＆インターフェース」「インタラクティビティ」などの6つのカテゴリーに分け、50個あまりのTipsが紹介されている。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;前半の3章は、グラフィックデザインが中心となっている。Fireworksの機能を生かしたデザインが多いので、今まで知らなかったFireworksの活用法を発見することができるのではないだろうか。後半の3章では、DreamweaverとFireworksを連携させながら、動きのあるページやサイトを効率的に作る方法などが解説されている。DHTMLに詳しくなくとも、両ソフトにある「ビヘイビア」という機能を使うと、手軽に作ることができる。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;もともとWebデザインのために生まれた両ソフトだが、その機能をフル活用する機会は少ないものだ。本書をヒントに、さまざまなWebデザインに応用してみてはいかがだろうか。（上野祥子）