きんぎょがにげた : 五味太郎

みんなこんな本を読んできた きんぎょがにげた

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きんぎょがにげた ( 五味太郎 )

息子(１歳半)が大好きです。 毎回金魚を見つけては「ほーら、また見つけちゃったよ」とでも 言うような誇らしげな顔で私を見るのがかわいくて笑えます。 金魚以外の絵もかわいくて、指さして名前を言ったりして楽しめます。 とってもおすすめです。

そう思わせてくれた本です。子供が２歳の終わりの頃です。 あまりにもかわいらしい本なので購入し、読み聞かせようと本を開くと・・・。 「きんぎょがにげた・・・」と、読み始めたではありませんか！ すごい！この子は天才だわ！！！うれしいやらビックリするやらで、 その旨保育園の先生に伝えると・・・。「ああ、この本、好きみたいで毎日読まされてます」との返事。 ・・・なんだ。暗記か。ガックリ。そんな思い出のある本ですが、子供が繰り返し読む事を催促する本である事 は間違いありません（笑）。

２人の息子達が大好きだった絵本の１冊。きんぎょが、いろんな場所にかくれんぼ。これがとっても紛らわしい。だけど言葉がまだ話せない赤ちゃんだって、ちゃーんとわかってしまう。「ここ、ここ・・」って指を指して、そして「きゃっきゃっ」と笑うのです。色づかいも、とてもきれいでわかりやすい。生まれて初めて親子でやった「質問ごっこ」はこの絵本の「きんぎょちゃんさがし」です。

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きんぎょがにげた。　どこににげた。　おや　また　にげた。　こんどはどこ。    金魚鉢からにげだした金魚。カーテンの柄のなかにかくれたり、お花のなかにまぎれてみたり。ついには部屋をとびだして、キャンディのなか、いちごのなか、おもちゃのなか。隠れ方もだんだんじょうずになって、たどり着いた先は、たくさんの友だちがいる水のなか。もうにげないよ。    なにより、子どもたちの反応のよさに目を見張る1冊である。「きんぎょはどこ？」と聞きながらページをめくれば、「ここ！ここ！」とびっくりするくらいの速さで隠れた金魚を指差すにちがいない。    くりかえされるフレーズに、五味太郎ならではの鮮やかな色彩。読んであげるなら2歳からが対象とされているが、指差しができるくらいになったならもう十分にこの絵本を堪能することができるだろう。著者の作品は300冊以上に及ぶが、生まれて初めてふれる五味太郎ワールドとしても最適の1冊。（小山由絵）

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