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もりのなか ( マリー・ホール・エッツ まさき るりこ )

この本を2歳の娘に読み聞かせるとき、どういう反応をするか<BR>とても不安でした。モノクロで、地味な感じの絵本だったからです。<BR>ところが私の不安は1ページめから吹き飛びました。<BR>ライオンが髪をとかしたり、像が洋服をきたりと、娘にとっては<BR>ん・・・?と不思議なことがつぎつぎとおこり、ただぼくについて<P>散歩していくだけなのに、ぐぐっと物語りに引き込まれていったようです。<BR>こういう夢と現実のに間みたいなお話は、やはり子供の心を一瞬にして<BR>ひきつけるのでしょう。読み返すごとに、絵本のよさがじわじわにじみでてきます。これは読み聞かせが定着して、絵本の面白さがわかり始めたお子さんに<BR>向いているんじゃないでしょうか?おすすめです♪

小さい頃、父親はアタシにこの本を読み聞かせながら、本の中の森の動物たちに色鉛筆で色をつけ、アタシはそれを真似して次のページに色を塗りました。絵本の中の森に自分が迷い込んでいくような気持ちで色をつけたのを思い出します。今はまだ生まれて4か月の息子に、いつか同じように読んであげたいと思って本棚に並んでいます。

今時地味めのモノクロ。しかし、この絵に漂う、そこはかとない暖かさはどうでしょう。らいおんもくまもカンガルーも、あどけなく優しい表情で「ぼく」のさんぽについてゆきます。そうそう、みんなで歩いているだけでもなんだかわくわくしてしまう、こんな気持ちのころもあったね、って頬杖ついて微笑みたくなる本です。色彩が地味なので、うちの子供はあまり好みませんが、大人になるまで長い間、じんわりと心を温めてくれるタイプの本だと思います。

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もりのなか&nbsp;&nbsp;&nbsp;紙の帽子をかぶり、新しいラッパを持って森へ散歩に出かけた男の子。ラッパの音を聞いて、森でくつろいでいた動物たち――ライオン、ゾウ、クマ、カンガルー、コウノトリ、サル、ウサギ――が次々と散歩に加わって、長い行列ができあがる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;ライオンは髪をきれいにとかし、ゾウはセーターに着替え、クマはジャムとピーナッツを持ち、カンガルーはおなかのポケットに赤ちゃんを入れ太鼓を手に…。いそいそと身支度をする動物たちの姿はユーモラスだが、擬人化されすぎていないのがいい。特に、ウサギはひとことも発せずに男の子のそばにただ寄り添っていて、お話に不思議なリアリティを与えている。男の子が、次々と出会う動物たちに大はしゃぎするでもなく彼らを従え、淡々と散歩を続けていくのもおもしろい。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;絵は白地に黒一色で描かれている。うっそうと茂る木々の奥はただただ黒く、森が持っている怖さと紙一重の魅力をたっぷりと伝えてくれる。1963年発行の、ロングセラー。(門倉紫麻)
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