晦渋な文章を書くためではなく、平易で分かりやすい文章を書きたいという人にはこの本は極めて有効であると思います。<P>この本が秀逸なのは<BR>①項目が細かく、例文が豊か<BR>②レイアウトの重要性について述べている<BR>という点です。<P>文章の書き方は自分で本も読んで理解しているつもりでした。しかし、実際この本を読んで考えが変わりました。<P>例文を見てみると明らかに自分のものと違います…。本の例文は大変細かい点にまでブレークダウンして、<BR>正しい書き方ルールを徹底的に提示してあります。しかも例文は１００％ビジネスシーンを想定しており<BR>自分が書いた文章と良い文章のどこがどう違うのかが分かるはずです。<P>レイアウトもしかり。何となく自己流でやっていて自分でも『センスねえなあって思ってました。<BR>でもこの本にあるとおり、理解しやすいレイアウト・相手に『理解させる』レイアウトの枠組みというものがあるようです。<P>この本を真似るだけでも、相当文章は上手くなると思います。<BR>とりあえず私は会社のデスクに一冊用意致しました。<P>因みにこのレビューの出来の悪さは、決して本そのものに由来するものではないことを断言しておきます（笑）