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それがぼくには楽しかったから ( リーナス トーバルズ デビッド ダイヤモンド 風見 潤 )

Linuxを愛用し始めてすでに数年が経つ。<BR>使い始めたきっかけは、その驚くまでの安定性とコミュニティの活発さ、<BR>そしてLinusの人柄の良さだった。他にもFreeなOSはいくつも存在する<BR>が、Linusがいなければ僕はLinuxを使う事にはならなかっただろう。<BR>過去の雑誌で彼のインタビューを読んだ時と同様、この自伝からも<P>彼の飄々とした人となりが読みとれて、いちLinuxファンとしてとても<BR>満足している。Linusを所詮は拝金主義者、と言う人がいるが、一体どこ<BR>を読んでそのような事を言えるのであろうか。<BR>少なくとも、そのように言う人は実際にLinuxを使った事が無いので、<BR>Linusの実践した事の偉大さが理解できないのであろう。<P>彼は、その気になれば億万長者になれるにもかかわらず、自らの中立性<BR>を維持するのに必死なため、そうはならなかったのだ。<P>この本を読んだ人は、ぜひLinuxも使ってみてほしい。

リーナス君は.comやITビジネスで成功した諸々のお金の亡者と一緒にしてはいけない。単なる金銭欲とか、名誉欲にかられた人間には、彼がなしえてことを理解できないと思う。彼のオープンなマインドと、ネットを介したコミュニティにおける信頼が基盤にあったからLinuxを作り上げることができたのです。これからの時代の生き方を教えてくれるライフスタイルなのですよ。エンジニアに限らず、人間の生き方のひとつの側面を垣間見させてくれます。

~楽しさを行動の基準に置くことは、これからの人類がとるべき指標かもしれない。~ 著者でありリナックスOSの開発者であるリーナス・トーバルズの初の自叙伝であるこの本の読後には、そのような気分にさせられる。<P> 戦争も大きな貧困もない私たちの世界には余裕があり、娯楽が溢れ、生活は日々より便利になっていく。こういう世界の中で、自分のビジネスや生活を囲い込み、外部の者が入り込めないようにする行動には意味がない。企業や個人のこうした行動は、はっきり言って多くの人がばかばかしいと思っている。<P> だがそう思いながらも、因習や集団としての考えにとらわれ、全てをオープンにするという、大胆に思える行動にはなかなか踏み切れない。しかしリーナスはいかにも楽々とその道を進んだ。そこが同OSの魅力であり、またその道程を書き表したこの本の魅力である。全編に専門用語や難解なプログラミングの話が散りばめられているにも関わらず、山を越え谷を越え、道なき道を踏みこえ、旅を続ける男の冒険談を読んでいるかのような活力と興奮に満ちている。しかし、そこに必要以上の気負いはなく、彼は「だって楽しいから」と淡々とその旅を続けていくだけなのだ。パソコンにあまり馴染みのない人でも、楽しめる1冊であると思う。

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それがぼくには楽しかったから&nbsp;&nbsp;&nbspフィンランドに住む1人のコンピュータおたくの青年が、世界中にオープンソース運動を巻き起こし、一躍有名となった。 <br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;彼の名はリーナス・トーバルズ。ヘルシンキ大学在学中に「Linux」というコンピュータのOSを作り出し、インターネット上で無料でソースコードを公開した。OSといえば大企業が開発した商用のものだけで、かつソースコードを公開することはタブーといわれていた時代に、彼の試みは驚くほどの大反響を巻き起こした。 <br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;彼は決して野心を持ってLinuxの開発に臨んだわけではなかったが、結果的にLinuxは研究者や開発者、学生などで構成されるUNIXコミュニティで爆発的に広まり、今日ではマイクロソフトのウィンドウズを脅かすまでに成長した。 <br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書には、このリーナス・トーバルズのLinux開発物語から、彼自身の心温まるプライベートの話題までが、幅広く取り上げられている。技術的な話ももちろんあるが、コンピュータ関係の人物を取り上げた自伝としては、比較的一般向けにわかりやすく書かれている。 <br>&nbsp;『それがぼくには楽しかったから』(『Just for Fun』)というのが本書のタイトルである。好きなことに一生懸命打ち込んだ結果、成功が訪れたという彼の「偶発的革命の物語」は、拝金主義や出世欲が見え隠れする本が多いなかで、好感が持てるものである。(土井英司)
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