イヴの七人の娘たち みんなこんな本を読んできた イヴの七人の娘たち
 
 
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イヴの七人の娘たち ( ブライアン サイクス Bryan Sykes 大野 晶子 )

して大きな疑問を、とことん追求して明らかにした本です。専門書というより、最新のDNA研究の成果を、普通の言葉で分かりやすく解説した本。後半では、明らかになった事実をもとにしてヨーロッパ人のルーツである7人の女性「イヴの七人の娘たち」が生きた当時の生活の様子を想像して描いている。<P>専門知識ゼロの自分が、最新の人類学にふれることが出来たことにまず感動してしまった。専門的な記述もあるにはあるが、全体に分かりやすくて抵抗なく最後まで読むことができた。人類は、さかのぼればアフリカにいたたった一人のイヴにたどり着くという。自分の先祖の先祖であるイヴは、何千年、何万年前の「母」は、誰とも知れない遠い昔の死者ではなく・・・今の現代にいる自分と、確かに繋

「アイスマン」を筆頭にして、DNAの解説やその他のトピックスへと話は飛ぶ。遺伝子を中心にしたいろいろな出来事や研究などは面白かった。七人の娘の物語になったときは少し面食らったが、小休止としてや当時の生活を知るぶんにはいいだろう。最後には人種に対する提言がのべられている。ただ訳者は専門的な記述をはぶいてしまったようだ。私としては物足りなかったので残念だった。

現存人類は、全世界で33人の女性先祖を持つ。アフリカが起源なので、アメリカとか日本は、「辺境」である。ヨーロッパのDNAデータは多いようだが、日本人のデータはまだまだ少ないようだ。ホームページにアクセスすれば、自分の先祖を調べてくれる。

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イヴの七人の娘たち&nbsp;&nbsp;&nbsp;我々はどこから来たのか? そんなことをふと思い浮かべたことはないだろうか。この答えの鍵を握るのが、DNAである。DNAはどんなに長い年月を経ても、消えることもなければさびつくこともなく、朽ちることもない。我々の中で息づく、古代世界からの旅人なのだ。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;人類は皆、20万年前のアフリカ女性「イヴ」の子孫であるといわれている。オックスフォード大学で遺伝学の教授を務める著者はさらに、6億5000万人にのぼる現代ヨーロッパ人の母系祖先は7人の女性に分類できるとしている。この女性たちに名前をつけると、アースラ、ジニア、ヘレナ、ヴェルダ、タラ、カトリン、ジャスミン。それぞれ、別の時代に別の場所で生活を送っていた女性たちである。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;ミトコンドリアDNAには、母親からしか受け継がない、遺伝子の組み換えが起こらないという2大特徴がある。このミトコンドリアDNAをたどっていけば、ヨーロッパ人の誰もが、自分の祖先を知ることができるのである。そして、人類の歴史―― 我々はネアンデルタール人の末裔なのか、はたまたクロマニョン人の末裔なのか―― を知ることができるのだ。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は、こうした研究、発見にまつわる裏話と、それがヨーロッパにかぎらず世界中の人々にとって意味するものを明らかにしている。そして、ホモ・サピエンスの歴史が遺伝子に記録されていった道筋について語っている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;誰もが人類の歴史を遺伝子の中に秘めている。その歴史は、はるか昔の祖先から、実質的になんら変わることなく受け継がれてきたDNAパターンの中に含まれているのだ。人間の細胞はすべて、そうした驚異的な旅を乗り越えてきたもの、つまり遺伝子を運んでいるのである。これは大いに誇りに思うべきことだと著者は言い切っている。そして、本書はユーモアをもって現代ヨーロッパに潜伏する人種差別主義を批判しているのである。我々は、母をたどっていけば誰もがつながっているのだから、と。(冴木なお)
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