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日本軍の小失敗の研究 ( 三野 正洋 )

日本軍は、戦略的思考を持たないことによって、さまざまな失敗を犯してきた。本書は、戦略ではなく小失敗について取り上げているが、根幹におは戦略不足と一貫した思考の欠如であろう。<P>まずは航空機が機種ごとに操縦方法が違う、海軍と陸軍で操縦桿の向きが違う、部品の互換性がない、海軍と陸軍の仲の悪さから陸軍が空母を持とうとしたなどなど。特に兵器の類、兵隊の訓練は闘いの種類に応じて訓練されており、急に戦局が変わったからといって、対処できる物ではない。どのように友軍に有利なように戦局を持ちこむか、どのような状態になったら次にどのような体制を取るべきか、常に一貫していなければならない。<P>こう行った現象は、現代の日本人が笑って読める物ではない。今も同じことを繰り返して!るからだ。会社の将軍であるはずの重役たちは、一貫した行動指針すら作れず、現場に丸投げし、さらには現場が短期的な視点で最適化を行うので、全体としてちぐはぐな行動になっている。全く同じ事をしているのだ。

太平洋戦争の日本軍の愚かさが列挙されている。<BR>日本軍のことかと思うと、日本人、日本人の組織の愚かさである事に気がつく。<BR>陸軍が潜水艦を作ったこと。飛行機の工場に飛行場がなかったこと。工場で作った飛行機を解体し牛車で運んだこと。飛行機の操作が機種によってばらばらである事。<P>オペレーションリサーチとう作戦の良し悪しを判断するイギリスのやり方は実に興味深かった。今日の企業社会を知る上で参考になる。<BR>日本人というのは、今だけではなくて昔から愚かなことをやっていたことが良くわかる。<BR>ちなみに大失敗は、アメリカとの戦争を始めた事。これを読めば、最初から勝てるはずのない戦争であったことが理解できる。

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