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レポート・論文の書き方入門 ( 河野 哲也 )

最近の大学院修士課程又は博士前期課程の存在意味というのは多様化しているのですが、いわゆるビジネススクール以外の場合、修士論文を書くだけの意味しかなくなっているのではないかと思われます。<BR>修士論文は、構成、注の付け方等、結局のところ形式の勉強です。<BR>そういう点では、本書は「修士論文の書き方」の第一歩を教示してくれるでしょう。<P>学部レベルでは、ここまで学ばなくてもいいのではないかと思います。

 本書の特徴は、まず簡潔で実際的、比較的薄めの分量にまとまっていること。あまり分厚い本では、大学生がレポート作成のために読み通すのはしんどいだろう。注や引用の仕方なども、多くの例を挙げてあり便利。<P> もう一つの特徴は、テキスト批評という手法を紹介していること。これはテキストを要約し、著者の主張に対して問題提起を行い、根拠を挙げてこれに反論(あるいは是認)するというもので、卒業論文のように自らテーマを選んで書く論文のための訓練ともなるものである。<P> 付録のうち「インターネットの利用法」はあまり具体的でなく、さほど有用とも思わないが、その他の「見本レポート」などはこれからレポートを書く人にとって大いに参考になるだろう。<P> 本書は大学で初めてレポートを!く人から卒業論文を準備している人まで使えるようになっているが、大学1年生向けの基礎ゼミのような授業を担当する教員にも有益だろう。その場合、授業のレポートでは通常テーマが与えられることを考えれば、時間制約によってはテキスト批評は後回しにしても良いと思われる。

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レポート・論文の書き方入門&nbsp;&nbsp;&nbsp;大学などの講義でレポートや論文の提出を求められ、どのように書けばいいのかとまどった人におすすめの1冊。レポートや論文のまとめ方の基本的な考え方やルールをていねいに解説したハウ・ツー本である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;まず、論文には論文の形式がある。論文は、あるテーマにもとづく「問い」から始まり、「議論」を経て「答え」に至る「序論―本論―結論」で構成されていなければならない。論文での説得は論理と実証によって行わなければならないので、文学的美文は必要ないが、論理的・実証的説得力が不可欠となる。そこが、感想文やエッセイとの大きな違いであると著者は説く。レポートも論文の一形態であり、基本的な定義・要件は論文と変わらない。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書では、「論文の要件と構成」を簡潔に説明した上で、「テーマ・問題の設定、本文の組み立て方」「注、引用、文献表のつけ方」「見本レポート」「インターネットの利用法」などを具体的に解説する。また、導入部に「テキスト批評」の章を設け、実際のゼミナールの場面を想定し、テキスト批評の方法を記述しているのも特徴といえる。テキスト批評とは、ある論文や著作を要約し、そこから自分なりの問題を発見・提起して議論を展開していくことであり、論文をまとめていく上で有効な訓練となる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;レポートを求められたにもかかわらず、作文を提出する大学生が多いようだが、そのことに問題を感じていない学生にこそ、本書を手にしてもらいたい。(清水英孝)
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