鋼の錬金術師 (6) みんなこんな本を読んできた 鋼の錬金術師 (6)
 
 
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鋼の錬金術師 (6) ( 荒川 弘 )

ああ、これは傑作だな、とわかった刊だった。<P>さすがに今メチャメチャ売れているだけあって、一気に読ませる筆力はもっているものの、如何せんガンガンが、低年齢をマーケットにしているが故に、いまいちかな?とも5巻まで思っていた。世界観の書き込みがSFに慣れた僕のような大人には甘いく感じるし、背景の書き込みも少ないのでオリジナルな空間が立ち上がっているともいいがたい。シンプルで好きな絵ではあるけど。<P>・・・・・等々をぶっ飛ばすボリュームと質を6巻は、やってくれました。23話『叩け、天国の扉』22話『仮面の男』は、見事だった。<P>22話では、p43ぐらいで「目に見えない大いなるながれ」を主人公(読む側)に納得させ、世界と自分の関係を実感させ、それが錬金術という世界の真理に触れるための修行と絡めるというのは、うまいっ!って思った。この辺の表現は、少年誌であるにもかかわらず、作者が世界観を深く持っていて、かつ自由にそれを表現できるほどにメジャーになってきている証拠なのではないかな?とか、えらそうに思ったりしてみて(笑)。<P>23話の真理を表現するシーンでは、植芝理一さんの『ディスコミュニケーション』の目玉やユダヤ教の世界樹(これはアニメのエヴェンゲリオンであった)の表現に似ているから独創的とはいえないかもしれないが、22話のあとだけに非常に説得力を持って読者に突き刺さる。また、真理を得る代償として、自分の肉体を持っていかれる壮絶さは、すげぇという感じです。まだイシュバールの内乱の理由も描かれていないし、またこの軍事独裁国家の他の国々との政治的状況も描かれていないので、この先が凄く楽しみな作品です。

女性が読んでも楽しい漫画ですv話は切なくて、<BR>でも、力強くて、そして、元気になれるような漫画<BR>ですo悲しい話でもありますが、力強く生きる兄弟の<BR>話がいいですo本当に言葉で表現できないほどいいですv

これまで断片的にしか語られなかったエド、アルの過去。この巻ではそれが、衝撃的に語られていた。サバイバル生活の中で知った錬金術の意味、真理。錬金術の、このマンガの世界だけでなく私たちの世界にも深く関わり、そしてとても大切な事を語っていた。それはこの巻だけでなく、この物語全体で言えることだが。この間を読んで、さらに「鋼の錬金術師」を好きになることができたし、このマンガの世界をより知ることができた。また自分の周りの世界観もなんだか広がった気がする。さまざまな事を知ることができる良いマンガだと思う。

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鋼の錬金術師 (6)
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