プログラムの入門書を読み終えて、とりあえずプログラムが書けるレベルになったら真っ先に読むべき本。
この本のエピローグの後には「Appendix：ルール集」というものが付いており、各章の主旨やルールがまとめられている。一度読み終えれば、このAppendixを眺めるだけでも充分だろう。<BR> C、C++、Javaを始め、AwkやPerlによるプログラムも紹介されている。言語による記述の違いが明快で興味が持てた。<P> 参考書には書いていない今さら人に聞けないような「変数名や関数名の名前の決め方」なども書かれている。<BR> また、各章のはじめにある著名人たちのことばから得るものも多い。<BR> 我々のバイブル的な書籍であろうという評価には納得だ。
スタンダードなプログラミングとは何かということが書かれていると思います。速度のみを重視した、解読不可能なトリッキーコードは全くありません。誰もが努力すれば必ず身につけることができるような、そういった内容です。しかし、それこそが、最も効率的で、最も効果的で、最も美しいプログラミング、正にプログラミングの王道あるということが分かります。<BR> この本を読みこなすには、最低Cの知識が不可欠ですが、それでもCのよく使われるライブラリのみでコードが構成されています。<BR> また、awkやperlが分かると、更に楽しく読めると思います。
