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むずかしい微分積分 ( 大上 丈彦 )

 本書の表紙にはユーモラスな動物のイラストが描かれているが、いわゆる「おはなし**数学」「わかりやすい**」「サルでもわかる**」「漫画でわかる**」といった類のモノとは全く異質の画期的な名著である。大学での微分積分の教授スタイルは、極限→微分→積分であるが、本書はその逆である。しかも基本的な演習問題に丁寧な解説が施されていることも魅力である。内容は「高校生から一般人」となっていて、中級段階から入って、高級な理論へ駆け上がるためにはぜひとも理解しておきたいことが、解りやすく記述してある。しかも、文章が巧みなため3日ほどあれば読了できる。この点も画期的である。<P> 吉田武先生著「オイラーの贈り物」(筑摩文庫)よりは、やや平易な内容です。

一通り微分積分の勉強は終わったがどうしても微積が納得できていない人、には是非勧めたい本です。私もこの本のおかげで微積の『歴史』が解り『何故?』に答えてくれたので、今まで何となく”もやもや”としていた部分が解決されました。科学(含数学)は何事に寄らず「歴史」と「数式」から説明してくれるほうが解りやすくて良いのです。しかし何故か日本では「数式をなるべく使わない」「結論を感覚的に理解できる」本(そのため「実戦では丸で役に立たない感覚」ばかりが身につく”実用書”)か、問題集しかなく、一般人が数学を理解しないように国を挙げて努めているとしか思えない状況なのですが、この本はその方向を変えようとしてくれています。<P>歴史から説明してくれる事は、最初は感覚的に正し!と思うことを正しいと思ってしまい誰も疑わないこと(例えば重い物ほど速く落ちる)を“何故違っているか”“どうやって証明したか”により一つ一つ階段を踏みながら理解させてくれる、最も解り易い方法です。また科学的側面を説明するには数式が最も確実に内容を伝えてくれます(もちろん数式の表現は限定されたものなので、日本語によるサポートは必須です)。何故か世の殆どの科学の本は階段を踏まずに飛躍した結論のみを示して“不思議でしょうでも真実はこれですよ”と鼻持ちなら無い態度で済ませてしまいます。<P>「難しい微分積分」は一段一段階段を踏む事を恐れず、実に丁寧に解説をしてくれています。全ての科学の本がこのような姿勢でいてくれたら、日本人の理科離れなどは自然と治っていくのでしょ!う。全ての教師・文部科学省の方々にも是非一度この本を読んで頂き、教え・理解させるとは何であるかを考えていただくための糧としていただきたいと思います。

 もし、高校生のときにこの本に出会っていたら・・・<BR>まちがいなく私の人生は変わっていただろう。数学が苦手とならず文系では<BR>なく希望の理系に進学できただろう。<BR>48才!にもなって、この本のおかげではじめて高校数学の面白さがわかり<BR>ました。30年間全く理解できなかった三角関数やベクトル、微積分が理解<P>できるようになろうとは夢にも思ってませんでした。高校以来30年以上に<BR>もおよぶ、数学コンプレックスも解消できそうです。<BR> 私同様に高校生になったら数学がさっぱりわからなくなった方に絶対お奨<BR>めです。これほど高校生に役立つ本が、高校生向けの書棚でなく、一般向け<BR>の書棚にあるのは残念。数学を苦手とする方々(特に高校生)にぜひ読んで<P>もらいたい。<BR> 人生変わります!

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