ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル みんなこんな本を読んできた ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル ( 照屋 華子 岡田 恵子 )

友人に薦められて手に取ったが、思いのほか有益な本だった。<BR>ビジネスの現場において、思考および説得の論理性はOSにあたるものだ。どんなに高い専門知識(=アプリケーション)を搭載しても、基礎となる思考法が脆弱なものでは、的確なソリューションは導出・実行できないだろう。<P>本書で一番重要なメッセージは、「メッセージを伝える時に最も重要なこと、それは『あなたが何を伝えたいか』ではなく『何が問われているのか』『相手に何を求めるのか』ということだ」という点かと思う。本書の言葉を借りて換言すれば、思考・説得の技術の基本は、①課題の設定、②相手に期待する反応、③メッセージの内容、をしっかりと認識することである。実はここが最も忘れやすいポイントであり、その先の「MEAE的思考法」や「並列型/解説型論理構造」は、無意識に実践できている人も多いかもしれない。<BR>この種の本は、「言われてみればそのとおり」であり、その効用はひとえに読後の実践にかかっている。

これを初心者向け、と言ってはいけない。ロジカルな枠組みでものを言っていないことの多いこと! 経験や年齢に関係なく、ロジカルに考え、コミュニケートするために何度でも読み返したい本です。<P>ポイントは考え方のエッセンス、すなわち、「課題に対しての答え(これさえ出来ていない人は多い)をピラミッド型の論理構造で、抜け洩れなく伝える」、この点を掴めば良いと思う。<P>ビジネスにおいて必要な能力の基本は、リーダーシップ(対人関係スキル)とロジカルにものを考え、伝える能力だと思う。ロジカルに考えることで、成果をあてる確率は上がるし、コミュニケーションはスムースにいく。基本であるが故に、誰にでも読んで欲しいし、そのために最もお奨めになる「ロジカル・シンキング」本です。

同じマッキンゼー関連のビジネス書としては「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」よりは明らかに役に立ちます。 どっちか迷ったらこちらを買うべし。 (読み物としては世界最強~も面白いんですけどね)<P>速攻効き目あり、って感じでオススメです。 会社で「MECE」を流行らせよう。<P>ただ、惜しむらくは、<P>・この本自体がMECEでない。内容の重複、余事多し。MECEにまとめれば半分以下の厚さで済むと思うのですが…。<P>・章ごとの例題に解答例がほしい。こういう本って、みんな通勤電車の中で読んでると思うんですけど、例題を考えるためにペンを取り出して階層図書いてなんてできないですよ満員電車の中で。

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル ↑ご購入はこちらからどうぞ。
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル&nbsp;&nbsp;&nbsp;数年前から、日本人の「コミュニケーション能力」の低下が精神科医の世界で指摘されているが、ここにきてビジネス社会のなかでも、個人のコミュニケーション能力不足がささやかれるようになってきた。私たちの社会が個々人のコミュニケーションによって成り立っている以上、仕事でも家庭でもコミュニケーションがうまくいかなければ、物事は何も進展しないし、問題も解決しない。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;では、コミュニケーション能力が低下しているとはどういうことか。1つには、相手が何を言いたいのか、思っているのかを引き出す能力が低下していることである。もう1つは、自分の伝えたいことを相手にうまく伝えられない、ということである。そこに欠けているのが、論理的な思考と論理的表現能力である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は、コンサルティング会社であるマッキンゼーのエディターとして活動している著者が、「ロジカル・コミュニケーション」の新しい手法について述べたものである。そのポイントは、話の重複や漏れ、ずれをなくす技術である「MECE(ミッシー)」と、話の飛びをなくす技術である「So What?/Why So?」を身につけることである。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;MECEは「ある事柄を重なりなく、しかも漏れのない部分の集合体としてとらえること」を意味している。ちょうど、全体集合を漏れも重なりもない部分集合に分けて考える、集合の概念である。「So What?/Why So?」は、よく話をするときに「したがって」や「よって」「このように」などを使うが、それらの言葉の前後で話に飛びがなく、伝え手の結論と根拠、結論と方法のつながりを、相手にすんなり理解してもらうための技術である。「So What?」は「手持ちのネタ全体、もしくはグルーピングされたもののなかから、課題に照らしたときに言えることのエキスを抽出する作業」であり、「Why So?」は、「So What?」したときの要素の妥当性が、手持ちネタの全体、もしくはグルーピングされた要素によって証明されることを検証する作業」である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;これらの技術を何事においても習慣づけることによって、論理的思考力や論理的表現力がかなり向上するはずである。実践に即した問題も随所に載っているので、楽しみならロジカル・コミュニケーションを身につけられる。(辻 秀雄)
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル