ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス みんなこんな本を読んできた ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス
 
 
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ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス ( エリヤフ ゴールドラット 三本木 亮 )

やっつけ仕事という言葉をご存知でしょうか?<BR>直感的・主観的に物事を判断し、検証を十分にすることなく問題点を<BR>文字通り「やっつけ」てしまうことです。<BR>私は製造業で働く人間ですがこのやっつけ仕事をこれまでどれほど目にしてきたことか・・・<P>例を挙げると、増産目的で作られたあるプラントは予定が少し変更されたために結局実稼動することなくほぼ新品のままの状態です。<BR>いうまでもなく設備投資には多額のキャッシュが動きますし、<BR>減価償却費だけでもかなりの金額が毎年計上されます。<P>では、そういうことがなぜたびたび起こってしまうのでしょうか?<P>責任者は大学院出のエリートで決して頭は悪くない。<BR>それを取り巻くスタッフも皆高い教育を受けた秀才ぞろいです。<BR>ですから、問題は「人」ではなく検証プロセスが無い。あるいは正しい検証の仕方を知らないことにあります。<P>本書はこのような現実的な問題を解決するための「思考プロセス」を教えて<P>くれています。ツリーの説明事態は事例も少なく教本として不適切というご指摘はごもっともかもしれません。<P>しかし、ゴールドラット博士=ジョナ先生は前作「ザ・ゴール」の中でこう<BR>言っています。「自分で考えなさい。私が答えを教えてあげたのでは本当の<BR>解決には至らない」<BR>ここに本書の真意があるような気がします。<P>私はこの本を読んだ後に論理学関係の本を数冊買ってしまいました。<BR>それは「自分で」考えたかったからに他なりません。

前作「ザ・ゴール」に続く名作である。<BR> 前作はすごくためになるTOC(制約条件の理論)について詳細に説いてあり、実際のビジネスに深く影響を与えた。しかし、学生のようなビジネスに接しない人にとっては、理論でしかなかった。<P> その点、今作は日常生活にも実践しやすい、思考プロセスについて小説の中で説かれている。例えばビジネス上で、家庭内で、あるいは友人関係間で問題が生じた時、失敗のない様に解決策を導くにはどうすればよいのか。本書を読めばその思考プロセスを理解できる。ただ、思考プロセスの専門書とは違って、小説上で解説していくので、若干読み始めはわかりにくい気もしたが…。<BR> 思考プロセスとは、いくつかのロジックツリーを使用して、現状の問題の原因を突き止め、解!!の考案をサポートし、その解決策が実際どのような効果をもたらし、新たな問題点は浮上しないのかということを分析し、それを相手に伝え、理解を得るにはどうしたらいいのか、ということを詳細に分析するツールである。<P> また、小説としても十分に面白い。いわば、サクセスストーリーだが、サクセスにいたるまでの主人公の奮闘ぶりは読者に快感を与えてくれる。<BR> この一度で二度おいしい小説を、あなたは読まずにいられますか?

なんでこのシリーズはどんどん頭に入ってくるのだろうか。<BR>自分が製造現場の人間ではないからかもしれないが、Part2の方が身近に感じた。ホワイトカラーの人にとってはこちらの方が読みやすいのでは。<BR>最近、論理的思考に関する本は多いが、まずは読んで欲しい1冊である。

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