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ともだち ( 谷川 俊太郎 和田 誠 )

最初はやさしい絵と共に、幼稚園児かあるいは、小学校低学年むけの簡単なともだち論を語っているように見える。しかし、広範になると扱われる問題領域は拡大し、遠い外国の話、貧富の問題、そして、最後のページでは宇宙的視野を持って友達の問題が表現されている。絵本の形を取って、とてもシンプルな言葉を利用しながら、しかし、それだからこそ扱える宇宙規模の問題提起はすばらしいと思った。絵本に貧困の実写を使うのは反則かなぁと思ったが、そこで、絵本におけるイメージの世界と実際の世界が交差しているようで興味深かった。<BR>絵本にこういう表現のし方があるのかと気付かされた。

幼稚園教諭です。子供達と真剣に友達って何?仲良しって何?と 向き合って話し合う事が出来ました.ひとをおもいやるこころを育てていける一冊だと 思いました。

長い文章ではありません。詩のように、1ページに1センテンス。けれども親が日々繰り返して言うより、この本の言葉の方がより子供の心に届いたようです。最後の数ページの写真と言葉は大人にも是非読んでいただきたい。恵まれない環境に生まれた「ともだち」に私たちは何ができるだろう。子供たちとこの本を開くたびに、私たちは話します。

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ともだち&nbsp;&nbsp;&nbsp;ともだちって かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと。ともだちって いっしょに かえりたくなるひと。すきなものがちがっても ともだちはともだち。だれだって ひとりぼっちでは いきてゆけない。ともだちってすばらしい。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;見開き2ページに書かれているのは、わずか1行、多くても2行の詩。幼児から小学校低学年向けにやさしいことばでつづられた詩は、素朴であたたかな和田誠のイラストとあいまって、子どもたちをうなずかせ、笑わせ、考えさせる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;最後の数ページは、イラストではなく世界の子どもたちの写真に詩がついている。まっすぐにこちらを見る車椅子の少年の写真についている詩は「どうしたら このこの てだすけができるだろう。あったことが なくても このこは ともだち。」その答えについて、子どもたちと一緒に考えたい。そして、そういうことを考えた子どもたちが大きくなった時、この世界はもう少しあたたかい世界になっていると思えるのだ。(小山由絵)
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