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愛は生きてるうちに ( 喜多嶋 隆 )

流葉シリーズ復活の2作目、<BR>相変わらず湘南を満喫している流葉に、うらやましさを感じながら読み進める。<BR>さて、今回の喜多嶋小説・・あとがきでも本人が触れているように、<BR>喜多嶋小説は色々な味がミックスされたカクテルのような小説だ。<BR>人性感、恋愛、モラル、勇気、愛情、優しさ、ビジョン、ポリシー・・などなど、<P>それらがうまくミックス、コラボレーションして、小説が成り立っている。<BR>最近ふと思ったことがある。<BR>喜多嶋隆は小説の中で人性のSecond base stageを楽しんでいるのではないだろうか?<BR>昔の恋人を探したい、もう一度あのときの思いを伝えたい、<BR>けれど、人性はリールを巻くように戻すことはできない、そんな思いは誰にでもある。<P>喜多嶋隆はあくまでも仮想空間でありながら現実のものとして楽しんでいるように思う。<BR>それが読者にとって心地よいのは、仮想空間でありながら、現実味、もしくは現実であるからであろう。<BR>そして、流葉と則子の恋・・「愛はいきてるうちに」 の則子に対する流葉の気持ちは、ゆきずりの恋なのだろうか?<P>この愛には昔の恋人ドリーンとは違って、どこか包みこまれる愛情を感じる。<BR>I want to keep it.という感じだろうか?

いつもながらの喜多嶋ワールド。<BR>何時の頃からか、著者のフィッシング趣味がストーリーを説教臭く、安直な表現にしているような気がする。<P>著者の作品は殆ど(角川と光文社)読んでいるが、初期のポニーテールやCFギャングシリーズの活気が薄れて、表現力と釣りばかりが突出している印象。いい加減にフィッシングにこじつけた場面設定は卒業して欲しいもの。主人公の流葉の仕事の請け方はともかく、出来上がりのCF作品への私の評価は初期に比較してクオリティやスピード感が低いと感じる。筋立てはいつもの喜多嶋節なのだから、エンディングは昔取った杵柄で唸らせてほしいものだ。元気をくれるのが本来の著者の作風だとおもうのでライカシリーズに期待する。

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