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企業再生ファンド ( 和田 勉 )

不良債権や再生ファンドというと得てして難しい法律用語が付き物であるが、本書は、堅苦しい話を抜きにして、外資や日本の再生ファンドの他、以外に知られていない再生ファンドとしての整理回収機構や、執筆当時設立しつつあった?産業再生機構についての実態を、歯切れよくわかり易い文章で解説されているもの。<P>これだけの企業再生プレイヤーがいるにもかかわらず、不良債権処理が進まない理由として、銀行の体力不足を原因とした不良債権の売却額の少なさによるとする、筆者の主張には賛同できる。本書でも書かれているとおり、不良債権市場を開拓したのが外資であることに異論はないと思われるが、それであるからこそ、一刻も早く日本の官民の力を結集し、不良債権ビジネスに力を注いでもらいたいと考えるのは私だけではないはずであり、本書を通じて不良債権ビジネスの実態を一人でも多くの人に認識してもらいたい。<BR>ところで、筆者は動き出した産業再生機構をどう見ているであろうか。今本書の続編を書くならば、やはり救世主にはなれなかったと書かれるのであろう。今後の新たな展開に期待したい。

半日で読み通すことができました。<BR>なので読み込んだというのには程遠いのですが、それでも流れや特徴などはわかったように思います。それくらい読みやすく、わかりやすい本です。<BR>新聞読むときがこれから楽しみです。

 本書は、低迷する日本経済について、不良債権ビジネスを通し明快に論じた解説書である。証券化、ファンド、DCF法などのキイワードをかみくだいて説明するとともに、豊富な取材に基づいて、債権回収会社(サービサー)、整理回収機構、産業再生機構の可能性と問題点、不良債権処理の加速の条件を明らかにしている。<P> 著者は、時価売買を盛んにし、早めの損切りが重要であるとし、経営責任を回避するために債権処理を遅らせている経営者の体質と監督側の姿勢に苦言を呈す。また、ビジネスマンの危機感の欠如が再生が進まない大きな要因と捉え、月並みであるが、敗者居直りの文化から敗者復活の文化への移行を期待している。<P> ハゲタカファンドを非難する前に、「なぜ日本企業による再生が進まないか」という疑問を感じていた評者にとって、地道な取材ぶりと論旨の説得力に驚かされた。その時々の現象と政治的動向しか論じない新聞各紙や、自説に固執する学者たちの言説に飽き足らない思いをしている人たちに強く勧めたい内容である。気鋭のジャーナリストの誕生(敗者復活?)を祝いたい。

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