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海峡を渡るバイオリン ( 陳 昌鉉 鬼塚 忠 岡山 徹 )

クラシック音楽の楽器作り職人などというきわめて閉ざされた世界にまったくの徒手空拳で挑みながらも自分の夢を達成してしまったスゴイ人物の物語。まったくスゴイとしか言いようがありません。人間が一つの物事に全精力をそそぎ込むとこういうレベルまで到達できるのかと、ただ感心するばかり。来日した巨匠たちの名器を舐めてニスの味を確かめたり、息子のウンチをニスに混ぜてみたりと…驚きのストーリーが次々に出てきて唖然とするばかり。

ちょっとした見出しや内容で、「ワイルド スワン」の壮大なというか、何と言う人生なんだ! といった気持ちにさせてくれる雰囲気があったのでね。でも、そこまでの力強さは、感じなかった。これは、聞き取りを本にしたものだからかもしれない。ほんの少し、当時の朝鮮や日本の動向が個人の目からみた姿が書かれていて良かったかな。あの時代の日本と朝鮮・韓国との関係を個人の目で、生活の目で、見た本があれば、いいなぁと一層、思ってしまった。<BR>彼の情熱もさる事ながら、奥様のサポートには、絶大なものを感じます。やはり、男は、女次第(妻次第)、女性あっての男だねぇ、と改めて、感じさせてくれた本です。こんな見方も良いと思うけどな。

自分の情熱を信じると、ここまで人間は強くなれるものなのかと、ただひたすら、ひたむきにバイオリン作りを追求する職人の生き様に圧倒されました。戦争や差別など、語り尽くせないほどの苦労を乗り越えてきたはずなのに、文中には悲壮感がまったくなくて、読み終えた時には、素直に著者を祝福したい気持ちと、この本との出会いに感謝する気持ちでいっぱいになりました。

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