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 | 吉田秀和作曲家論集〈2〉シューベルト
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         吉田 秀和
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 シューベルト・・・この名前を見るだけで懐かしさを感じ、心に痛みを覚えるのは、私だけだろうか。<BR>クラシック音楽を聴くことに抵抗があれば、この本を読むだけでいいだろう。ありきたりなCDのガイドブックを買うより、「なぜ、クラシックを聴くのか」という、核心がわかる。わかるというのは、理解というより、心にしみるように感じるというイメージである。これは、著者の文体と批評そのもののありようだと思う。<BR>シューベルト論こそ、吉田秀和の真骨頂! この、かけがえのない音楽批評家にふれて、シューベルトを聴いてみよう! 
 
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