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 | 愛情鎖縛―二重螺旋〈2〉
     (
         吉原 理恵子
      ) 
  兄弟相姦という禁断の一線を越えた雅紀と尚人。尚人の何とかその一線の向こうの闇に呑まれまいとするあがきもむなしく、兄雅紀の着実な導きと巧みに張り巡らされた罠によって光は遠のくばかり。読んでいて、前作以上の恐怖に身を削いでゆかれるよう。その闇を取り巻く人間模様も少しづつ変化がみられ、ますます目の離せない展開。尚人の友人桜坂や雅紀の高校時代の友人霧原など今後の活躍の楽しみな登場人物もでてきて、つづきが待ち遠しくてたまらない! 
 
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