アンネの日記 みんなこんな本を読んできた アンネの日記
 
 
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アンネの日記 ( アンネ フランク Anne Frank 深町 真理子 )

 この本は1年程前に読み、ユダヤ人差別・ホロコーストについて考えるきっかけとなり、そこから数冊のそれに関する本を読んできた。<P> もしアンネの日記がアンネによって書かれたものでないにしろこれまで、私と同じように多くの人にとってこの本がユダヤ人差別、人間の狂気について考えるきっかけを与えたことは確かな事実だ。そしてそれが、アンネの日記が本物だ、偽者だといったところで揺るぎないものであることも事実だ。なぜなら、アンネの日記が本物であれ偽者であれ、ホロコーストという史上の悲劇までもが決して消え去ることはないからだ。<P> 希望のない、寒い収容所に永遠ともいえるような時間閉じ込められ、多くはガス室に、多くは飢餓に、病気に苦しみ、死んでいったことに対し、それは当然だったとでもいうのか。そうして自分とは少し肌の違う、その他はほとんど変わらない隣人を、ひとまとめにしてレッテルを貼り、蔑視しようとしたことから虐殺につながっていったのではないか。・・・・・サルトルの「ユダヤ人」やフランクルの「夜と霧」、村松剛などを読んでもっと真剣に考えて欲い。そう思う。

1981年、オランダ国立戦時資料館は、アンネ・フランク自筆の日記を、真贋鑑定のため、法務省所属のオランダ国立法科学研究所に提出したことがあるんよ。<BR>その国立法科学研究所は使用されている物質(インク、紙、糊など)と筆跡を調査して270ページの報告書を発行して、アンネの日記の文章は同一人物が書いたことがはっきりしたわけだ。<P>この結果、「誰かが意図的に文章を追加した」という疑惑は晴れた。<BR>ところが、アンネの日記の第4巻はボールペンが使用されてる。ボールペンが使われるようになったのは1951年。<BR>アンネ・フランクは1945年に発疹チフスで病死したから、ボールペンで書けるわけがない。<P>つまり、アンネの日記は”丸ごと全てが作り話”のフィクションであることがばれてしまったわけさね。<BR>アンネ・フランクの父であるオットー・フランクはユダヤ系米国人メイヤー・レビンに5万ドルを払って小説を書いてもらったが、<BR>この親父は自分の娘が書いたという名目で出版し、一躍大金持ちに。<P>このことは、ニューヨークの最高裁でメイヤー自身が証言してるわけだが、なんでか現在その判決の書類は紛失してるんだわ。<BR>こんなことばかりしてるからユダヤは嫌われるんだよね。<BR>判決の書類番号は「2241ー1956」なんだが、その判決書類は現在紛失中。

アンネの強さに触れたくて、毎年、何回かアンネの日記を読む。力を貰う。<BR>アンネ・フランクファンには新たに発見された5ページが気になっていた。そこが今回の見所だろう。まだ他にも発表されてない部分があるというが、また次回のお楽しみなのだろう。<P>約10年前に発売された〈完全版〉も性表現など新たな部分が追加され、かなり彼女の人物像に厚みが増した感があった。従来版よりかなり人間臭さが出ていて、アンネを身近に感じることができた。<BR>今回の〈増補新訂版〉は〈完全版〉ほどの目新さはないものの、つい手に取ってしまうほど、アンネという人間の魅力&興味を感じててしまう。<P>今でも思春期に起こるであろう、自分とはなにか?、親との葛藤、不満、反抗、そして恋心 悩みはいつの時代でもじ。それが戦争中であろうとも、人種が違っても感じる心は同じなのだと教えられる。<BR>今まさに、世界は戦争が起こってしまうような一触即発の時代。<BR>心の尊厳は他人に奪う事はできない。<BR>誰も戦争を望んでいない事を。<P>彼女が生きていれば、今の時代をなんと言ったか知りたい。<P>新しいアンネに出会うたび、彼女の存在を愛しく思う。

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アンネの日記&nbsp;『アンネの日記』が最初に世に出たのは1947年。そして91年に、47年版でカットされていたアンネの人間味あふれる記述(鋭い批判精神や性のめざめ、など)を復活させた「完全版」が出版された。この「増補新訂版」は、98年に新たに発見された5ページ分を加え、翻訳資料をさらに徹底させたもの。まさに「アンネの日記・決定版」といえる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;イラク戦争を目の当たりにした今、本書が単なる歴史の記録でないのは明らかだ(2003年4月)。戦争に突き進む不寛容、抹殺される恐怖、惨めな状況でも楽しみを見つけようとする人々。アンネが日記に向かっていた60年前と、今日の世界とでは、どれほどの違いがあるというのか。14、5歳の少女が、ここまで世界と人間の「変わらぬ姿」を浮き彫りにしたことに驚くほかはない。「どんな不幸のなかにも美しいものが残っている。美しいもののことを考えれば、しあわせになれる」というくだりは、とくに胸を打つ。このおしゃまな少女は、他人の痛みを知るといった経験をとおして、豊かな大人の女性にまちがいなく成長したはずだ。その可能性をあっけなく、不当にも奪う戦争。『アンネの日記』は私たちの視線を、アンネの世界を越えて人間の愚かしさへと向ける。(小林千枝子)
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