日本でもロースクールの設置が決まったこと、法律分野以外でも<BR>ＭＢＡやハーバード流交渉術とかハーバードの名が特に有名に<BR>なってきたこと、などで興味が湧きどんなものか手にとってみた。<BR>　１９７７年というかなり昔に世に出た本のようだが、雰囲気は<BR>よく伝わってくる。きっと現在ではかなり変わっているのだろうが。<P>　さすがに「推定無罪」の作者だけあって、単なる体験記ではなく、<BR>学習を進めることで自分自身が変わってゆく不安を指摘したり、<BR>競争に興味がないふりをしてたはずが野心のため暴走してしまったり、<BR>小説としてもなかなか面白かった。