新選組遺聞―新選組三部作 みんなこんな本を読んできた 新選組遺聞―新選組三部作
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

新選組遺聞―新選組三部作 ( 子母沢 寛 )

小説とは違った、新選組隊士の素顔に迫れます。<BR>私のお勧めは、象山の忰です。<BR>といっても、象山の息子に興味があったのではなく、「土方と沖田が2人で碁をうっていた」というところから、<BR>鬼と恐れられた彼等も非番の時には、仲良く遊んでたのだな、とか<P>「”鈍いのが本当じゃねぇか。何だ。何だ。そのざまは。”と沖田が大口をあいて笑った」などというくだりを読むと、<BR>彼らがどんな言葉遣いで、どんな会話をしていたのかなどが想像できるからです。本当にいつも笑っていたのね。沖田さん。

 当事者に聞いて書き留めたものなので、<BR>静かな迫力があります。<BR> 私には、「勇の屍を掘る」が印象的でした。<BR> 映画やドラマではとりあげられない場面ですが<BR>肉親達の愛情に涙しました。<BR> 小説とはちがう、淡々とした描写が<BR>「事実はこうだったのか」と思わせます。

倒幕派の清川八郎の策動から始まる新選組の顛末全般を描いた前作「始末記」に対して、「壬生の屯所」「池田屋事変」「近藤勇の最後」他にテーマを絞った生々しい取材記録。 池田屋事変の報告書ともいえる近藤勇の手紙が掲載されているのですが、大事をやりとげた後の興奮と、浪人集団という世間の評価を払拭できるかもしれない希望が伺えました。 近藤勇も、喜びと苦悩を繰り返す私達と同じ人間なのだと実感できます。<BR> 著者自身が「記憶(事実)に対して誤りがないとは言えない。」と書いてはいますが、十分に貴重な「哀しい歴史資料」です。

新選組遺聞―新選組三部作 ↑ご購入はこちらからどうぞ。
新選組遺聞―新選組三部作
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

新選組遺聞―新選組三部作