天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス) みんなこんな本を読んできた 天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス)
 
 
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天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス) ( 二宮 清純 )

私はラグビーが好きなので二宮さんのその方面の本はけっこう読んでいる.が,この本については不満が残る.二宮さんの話の振り方が余計だと思う.もっと中田久美本人の言葉を聞きたかったし,引き出して欲しかった.この本を読んだ直後にNHKで中田久美のインタビューを見た.この人は高校進学せずにバレーボール界に入り込んだにも拘わらず,自分の言葉でしっかりと話せる人だった.バレーボールの戦術,或いはセッターの仕事は奥が深いという割りには,その奥の深さを読者に紹介しきれていないと思うし,30時間の対話結果がこれだけ?とも感じた.二宮さん自身,満足していないのでは?

二宮清純氏と中田久美氏の対談をまとめたもので、読みやすい。8章構成だが、各章のタイトルが、きりりと絞られており、その鋭い切っ先は、バレーボールに留まらず、組織論、人材・能力開発論、戦略論、スポーツ論、日本論へ、どんどん喰い込む力強さを持っている感じがする。<P>最も印象的なのは、考える力に関する部分である。なぜ負けたのか、どこに問題があったのかを、前向きに建設的に反省することが不足しているのではないか、と中田氏は言う。意外に見えること、偶然に見えることをいかに必然に近づけていくか、そこには想像力と創造力が必要であり、それに賭けようと思う器量が問題になるという二宮氏の言葉に唸ってしまった。現在の日本に正に当てはまる指摘だと思う。

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天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス)&nbsp;&nbsp;&nbsp;日本女子バレーボールの黄金時代を築いた天才セッター、中田久美。セッターのポジションは一見地味だが、司令塔としての重大な役割を持っており、その働きは試合そのものを左右する。そのセッターが戦術について語るというだけでも興味深いというのに、それが「世界の中田」ならなおさらだ。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;内容の大半は中田久美と二宮清純の対談で、ときおり二宮のコラムが挿入されている。前半はスポーツの話だけに終始しているが、後半からは、ビジネスをはじめ、すべての勝負に通じる興味深い議論が展開される。たとえ勝っても結果オーライで終わらない、考えることを放棄しない、試合を捨ててでも人を育てるなど、貴重な教訓や考えが数多く示されている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;なかでも、人材育成に関する部分は読みごたえがある。「いいところで決めさせてあげる」「“あなたのおかげで勝てたのよ”という雰囲気を作る」「“一生懸命走ればなんとか間に合う”というギリギリのところに、常にトス」など、後進の指導に関する中田の哲学には、目からうろこが落ちることだろう。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;バレーボールファンにはもちろん、マネジャーにとっても、得るところの多い1冊である。(土井英司)
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